傀儡音楽

かいらいおんがく

ハロプロ楽曲大賞1997-2006(2003)

http://www.k2.dion.ne.jp/~prse/hpma/1997-2006/
2003年も好きな曲多いなぁ〜毎回こんなことゆうてますけど。第2回ハロプロ楽曲大賞2003グランプリ受賞曲が後藤の「スクランブル」。わかります。この年の大賞がこの曲で俺、ああ選ぶ人たちの耳は確かなんだな、って思いましたもん。
この年は藤本に好きな曲が多いなぁ。アルバムから1曲選ぶなら「駅前の大ハプニング」かな。藤本っぽい……って気がしてます。でもやっぱり「ブギートレイン'03」が最高。ヘッドフォンで音量デカくして聴くと最高に気持ちがいいんですよ。この曲が収録されたソロアルバム『MIKI?』、俺はいつまででも、ずっと待ってますから。なんつって俺がこの年の楽曲大賞に選んだのは「大切」なんですけどね。最後の最後のセリフを聴いた瞬間に作品の色が塗り変わるような瞬間を体験できる喜び。後日、友人であるところのヨシノザワが、たまたま同席した編曲者のAKIRA氏に、「あれは、あの最後のギミックは当初から予定された上で作られた曲なんですか」と尋ねたところ、「レコーディングに居たつんくのアイディアでその場で追加されたものだ」というエピソードを聞けたのも嬉しかったですね。っていうかつんくってちゃんとレコーディングの場にいるんですね!(当たり前) ホント藤本のソロ、楽しみにしてる俺なんです。
松浦だったら「THE LAST NIGHT」だなぁ。ほんとバラードしか歌ってくれなくなった松浦ソロですけど、別に曲が悪いわけじゃないというか。この曲も好きですね。地味で暗くて。カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)の「浮気なハニーパイ」もこの年か。みんな紺野のパカパカダンスに目を奪われ過ぎなわけですけど、曲も良いですよね。好きだなぁ。
歴代のシャッフルユニットの曲ってそれまであまりピンと来なかったんです俺。曲としては残らないなぁ、みたいな。でもこの年は違った。「壊れない愛がほしいの [7AIR]」「GET UP! ラッパー [SALT5]」「BE ALL RIGHT! [11WATER]」どれも好きですね。当時の楽曲大賞では俺11WATERを選んだんだけど、今選びなおすとすると……うーダメだ。どれも好き。口ずさむのは7AIRかな。高橋の声が切ない。彼女というボーカリストは本当に素晴らしいですね。
そっか、前年のハロマゲドンで発表されたままなかなか現実化しなかった「ハロー!プロジェクトキッズの子供たちと矢口が新ユニット結成」ってやつが、1年間を経てようやくZYXになって結実するんだよね。これがまた……名曲で!「行くZYX! FLY HIGH」「白いTOKYO」、どちらも捨て難い名曲です(捨てる必要ないけど)。当時「なんで子供と組ませるんだよ」と思ってたんだけど、周囲は「子供はあくまで子供、アイドル歌手としては見ることができない」という感想を持つ人も多かったので、ミニモニ。牽引役だった矢口がその橋渡しとして一役買うというのは必要なプロセスだったかもしれないですね。んで、2007年の現在、勢いがあるのはベリキューばっかりですからねぇ。当時は考えられなかったなぁ。
メロンの「赤いフリージア」もこの年なんですね。大好き。まあご多分に漏れず、この曲を思い出すときは6期メンバーのオーディション番組とセット、道重のニャーオの特訓シーンとセットになってしまうんですけどね。それもいいじゃないですか。
あ、本体忘れてた。やっぱり「しゃぼん玉」の衝撃はすごかったなぁ。あの曲は、あの当時、後藤の抜けた穴を本気で新入りの田中にやらせようとしてたんだよなぁ。いや、田中の実力がどうこうというより、なんかそういう衝撃とセットだった。楽曲も凄いし、セリフも凄いし、ダンスも物凄いし。ミュージックマシーンタクヤさんがその映像を初めて観た時、かぶりつきで&正座で「何これ? 何これ!」と一頻り大騒ぎした後、帰りの足でシングルVを買って帰ったと聴いたのは良い思い出ですね。あと地味に「モーニング娘。ひょっこりひょうたん島」も好き。いきなりあの曲がかかって、矢口が「HI! EVERYBODY!」って言ったと同時に俺は「HI!」と返せるかどうか、いつもそのことばかりを気にしています。
……そんな感じの2003年でしたよ。特記事項としては、上記には俺のハロプロ楽曲大賞1997-2006対象となる5曲が1曲も含まれてない、ってことですよ。