傀儡音楽

かいらいおんがく

ハロプロ楽曲大賞1997-2006(2002)

http://www.k2.dion.ne.jp/~prse/hpma/1997-2006/
7/19の時点で「3回に分けて」って書いたんですけど全然3回で終わらなかった。まあいいか。ゆっくり語って行きたい。
2002年になるともう、ハロプロ楽曲大賞スタートしてますからね。選考自体は済んでいる、とも言える。でもその年チェックできなかった曲を後から体験したり、聞き込んでるうちにどうにもこうにも好きになっちゃう曲ってのもありますからねぇ。だから振り返りは大事。
この年はこの盤をモーニングのアルバムで最高と評価する人も多いことでおなじみ「4thいきまっしょい!」が出るんですよね。曲名からしてキュンとさせる、つんくによる「わかってる」名作が目白押しですよ。「男友達」も「好きな先輩」も最高。役割分担にギスギスしたものも感じない、いい意味でゆるいグループとしての最初のアルバムになっていて、この2曲は「マザーシップ」「新入り(5期)」の役割の素晴らしさをいかんなく発揮してます。「いきまっしょい!」も大好き。
あ、松浦のファーストアルバムもこの年じゃん! これまたむちゃくちゃ名盤ですよ。俺も相当聴いた。「オシャレ!」「絶対解ける問題 X=♡」「笑顔に涙 〜THANK YOU! DEAR MY FRIENDS〜」あたりはかなり好きでしたね。どこを切ってもハズレがない。松浦は本当にこの年は当たり年で、シングルでも「Yeah! めっちゃホリディ」が大好きでした。松浦のシングル曲としては究極と思ってます。でも実は「The 美学」も好き。この曲人気ないけど、展開は単調だけど、でも実はむちゃくちゃ格好よくないですか? カップリングの「I know」も良い。のちのハロプロコンサートで全員参加で歌っても盛り上がるのも良くわかる。カップリングで言えば「遠距離の恋愛」もマジで好きでしたね。あの裏声。キュンと来ます。
藤本のソロもあったんだよなぁ。盛りだくさんな年だホントに。「そっと口づけて ギュッと抱きしめて」なんかはシャッフル曲と思わせるような、メロとメロの接合に失敗した曲なんだけど、そのジェットコースターみたいな展開が最高に好きでした。チャームポイントに心奪われる感じ。「幼なじみ」も好きだなぁ。先日のモーニングのコンサートで、真っ白の美しい照明の中で歌われるこの曲を聴いて、ああこの曲好きでいて良かったなぁとしみじみ思いましたもん。
ミニモニ。も最も勢いあった時期ですよね。俺、子供向けというコンセプトのミニモニ。ってユニットには全然魅力を感じなかったんだけど、楽曲はいつもいいメロディもらってるなぁって感心してたんですよね。感心っつーと偉そうですけど。第1回ハロプロ楽曲大賞2002グランプリ受賞曲でもある「I & YOU & I & YOU & I」はやっぱり名曲ですよね。実は俺、地味に「ミニ。ストロベリ〜パイ」も好き。地味って言う必要もないけど。
後藤の卒業の年でもあるんですよね。代々木のハロコンで「やる気! IT'S EASY」を初めて聴いた時、だめだ、最高だ、ソロでも行けちゃう、ソロでも売れちゃう、後藤が卒業してしまう……と嬉し泣きで嘆いたことを思い出します。その数日後発表でしたからね。今はもう慣れたものですけど、当時は「これからのハロプロはどうなっちゃうのか」とか真剣に考えてましたからねぇ。俺が考えてどーなるっつー。あ、楽曲の話じゃなかった。
うぉ、ごまっとうもこの年か。「SHALL WE LOVE?」は名曲ですよね。3人の持ち味が如何なく発揮されてる。ユニットとしての完成度も後浦なつみDEF.DIVAに比べても全然高かったと思います。
メロンを忘れるところだった。「香水」がありますもんね。この曲も好きだったなぁ。柴ちゃんメインのジャケットも好き。普通にいい曲ですもんね。
……そんな感じの2002年でしたよ。この年は本当に転機だったよなぁ。まさにハロマゲドン。特記事項としては、上記には俺のハロプロ楽曲大賞1997-2006対象となる5曲が1曲も含まれてない、ってことですよ。