土曜日の夜公演に行ってきました。ひとまずは、変な発表なく無事に見られたことが嬉しかったですね。取り急ぎ所感を箇条書きにて。
- 2階席を使ってなかった……。日曜日は使っていたみたいですけど。そろそろ代々木も限界なのかもしれませんね。土日複数回公演でないとコストパフォーマンス的に見合わないだろうと想像するので、もう少し小さいところに変更ってこともありえますね。それは寂しいことですが、距離が縮まると考えれば歓迎してもいいのかも。
- やっぱり「真夏の光線」は名曲ですねぇ。しみじみ聞き入りました。今回は夏特集ということでいろいろ夏の好きな曲が聴けて嬉しかったです。
- ℃-uteの新曲「江戸の手毬唄II」は……どうなんですかね。俺もご多分に漏れず相当疑問符でした。その上、センター席の人たちも全然盛り上がってなくて……。誰にとっても不幸せな結果になっている気がします。誰が喜ぶんでしょうかこの曲を。「モンキーダンス」の時はメンバーたいへんだな、と思いましたが、「手毬唄」はその上を行きますね。
- その「行け 行け モンキーダンス」は、ビデオを初めて観た時は着ぐるみに吃驚してたんですけど、今ではもっともヘヴィーローテーションしてる1曲ですから不思議です。ダンスのコミカル&ダイナミックなところも好き。子供っぽいけど楽しいですよね。ついつい清水さんを目で追ってしまう俺。その後菅谷さんを見ると……やっぱり省エネです、動きが。今日もドスドス言ってました。
- 「リゾナント ブルー」も良いですね。好きです。大型ビジョンや上から隊列を見ていると、PVでは見られない高橋さん田中さん以外の動きが良く見えて楽しかったです。ちなみに「みかん」はイントロ聴いたとき「知ってる曲だけど何だこれ??」としばらくわかりませんでした。なんだか遠い昔の曲のような気がしてしまいました。
- 高橋さんの「恋ING」は圧巻でしたね。本当に堂々としたものでした。ある意味このワンダコンだって彼女の座長公演みたいなものですもんね(違うかな)。メインで歌う曲も多いし、このメンバーの筆頭であることは間違いないですもんね。元々けれんみの少ない高橋さんが、真っ赤な長いドレスを引きずって出てきた時、一瞬卒業みたいに見えてしまいました。高橋さんが、誰かの卒コンで、セレモニーで泣きながらつい「私もソロになった時……」みたいなこと言っちゃったのいつでしたっけ。
- 「初めて唇を重ねた夜」は、ハロプロ楽曲大賞1997-2006でも5曲の1曲に投票した大好きな曲です(投票したのは世界で唯一俺一人!)。愛理さんは唄が上手なのでやっぱり素敵でしたが、何と言ってもリンリンさんが素晴らしかった! なかなか脚光の当たることのない彼女が、日本語の歌詞を美しく歌い上げてたのは嬉しかったですね。
- 「チュッ!夏パ〜ティ」は俺的には特に盛り上がりませんでした……。友人は喜んでたみたいです。
- 「C\C」も好きな曲ですねぇ。なんでバックスラッシュなんでしょうか。単純に格好いいですよね。しかもカップリングまで聞けると思わなかった。高橋さん田中さんは本体でもHigh-Kingでも大活躍なのはいいんですけど……二人がメインの楽曲はなんというか、もう十分味わったっていう感じがありますね。毎日フランス料理食べてたらそろそろ和食も、みたいな気分です。美味しいんですけどね。前田憂佳さんは見た目も声も、若い頃の嗣永さんを思わせて、いい感じのアクセントになってますね。特にカップリングは。DEF.DIVAの石川さんのような味わいがあります。
- 「マノピアノ」ではまた、学芸会を見に来たお父さんの気持ちになりました。うちの娘頑張れ、っていう気分です。でも歌もピアノも上手でしたね。あのスッカスカな感じが前2曲との落差が物凄くて、とてもハロプロらしいなと思いました。
- 「香水」は完全に田中さんのソロなんですね。ベリキューのメンバー4人も呼んでラップさせる必要があったのかな……。Wサキちゃんズは相変わらず動きにきれがあります。
- 「笑顔〜」も「まっさら〜」も「スッペシャル〜」も、正直今更というか、このタイミングでやんなきゃいけないのか、と思わなくもないんですが、やっぱりどの曲も、始まると見入ってしまう名曲です。今回、曲の意外性はあまりなかったんですが、結果的には「ああ俺この曲やっぱり好きだなぁ」と思わされることが多くて、良かったです。
- 松浦亜弥さんの曲が多かった気がしますね……といっても三人祭入れても3曲か。
- そして最後の「雨の降らない星では愛せないだろう?」。画面に映る歌詞を見ながら聴いてたのですが(ダンスがないので)、「なんで雨の降らない星では愛せないのか」は、歌詞には最後まで出てこなかったような気がします。いい歌詞なんですけどタイトルに着地しなかったような。俺は合唱好きなので、童謡を歌われるよりは全然こっちの方がいいです。今後も歌いついで欲しいと思いました。
- でも何だか恥ずかしくなっちゃいました。7月31日のエントリーで「中国語の歌詞の曲を歌わせろ」みたいなことを書いちゃったんですが、それはこの曲の存在を知らなかったからなんです。今回のワンダコンを大阪名古屋で観た人からしたら「こいつ何書いてるのバカか」って感じですよね……。という、ジュンジュンとリンリンの中国語による歌パートがあって、これが不思議とじーんと胸に染み入るものがありました。上海のおっぱいパブ「すすきのクラブ」に行った時のことを思い出しましたね。
- 今回もファミリー席だったんですが、センターステージの正面でわりとよく見えました。横アリの、センター席をぐるり囲んで花道があるパターンがもちろん最も好きなんですが(距離が縮まるので)これはこれで良かったです。ちなみに、ファミリー席で上半身だけ全力で踊ってる人って居るじゃないですか。猛烈にうざいですよね。隣じゃなかったから良かったけど、もし至近距離で、汗びっしょりの身体をぶつけてきたら絶対に心から楽しめないと思う。ちなみに斜め前の席で目障りにもちまちま踊ったり手を振ったりウサちゃんピースしたりしてるうすらハゲに、俺は全力で呪いの念波を送っていました。彼は自分がコンサート会場で、誰か知らない人から、心の底から死んで欲しいと思われているなんて思ってないだろうなぁ。自分の愛するアイドルを見ながら、自分は別の人間から心底死んで欲しいと思われている。……ある意味美しい風景ですね。
そんな感じの夏コンでした。……なんか箇条書きの意味ねぇなこれ。ともあれ、秋の本体・ベリ・キューのコンサ、どれかひとつくらいは行きたいなぁと思っております次第です。
<セットリスト>
- 夏 LOVE ロマンス(全員)
- 真夏の光線(全員)
- 江戸の手毬唄II(℃-ute)
- 涙の色(℃-ute)
- パパンケーキ(久住)
- アナタボシ(MilkyWay)
- 行け 行け モンキーダンス(Berryz工房)
- ジンギスカン(Berryz工房・能登・澤田・仙石・森・福田・小川)
- リゾナント ブルー(モーニング娘。)
- みかん(モーニング娘。)
- 恋ING(高橋・能登・澤田・仙石・吉川・北原・森・前田・福田)
- 初めて唇を重ねた夜(鈴木・リンリン・小川)
- チュッ!夏パ〜ティ(道重・菅谷)
- C\C (シンデレラ\コンプレックス)(High-King)
- 記憶の迷路(High-King)
- マノピアノ(真野恵里菜)
- 常夏娘(新垣・亀井・光井)
- トロピカ〜ル恋して〜る(ジュンジュン・岡井・萩原・有原・須藤・熊井・能登・澤田・仙石・吉川・北原・森)
- 香水(田中・梅田・中島・清水・徳永)
- ガチンコでいこう(Buono!)
- KISS KISS KISS(Buono!)
- 笑顔YESヌード(モーニング娘。)
- まっさらブルージーンズ(℃-ute・Berryz工房)
- スッペシャル ジェネレ〜ション(℃-ute・Berryz工房)
- ラヴ&ピィ〜ス!HEROがやって来たっ。(全員)
- 雨の降らない星では愛せないだろう?(新曲)(全員)