傀儡音楽

かいらいおんがく

夏休み、楽しかった人ー!(´▽`)ノ集合!!!!グループアイドル現場補完計画・2012夏に行ってきた

http://tweetvite.com/event/genbahokan
生粋の在宅の俺にとってはとても勉強になったイベントでした。以下、気になった点のみ箇条書きで。決してこれがイベントの全貌ではなく、俺のメモです。
ちなみに俺の知らない言葉がたくさん出てきたので取り違えてることがあるかも(すみません)。また、以下は決して下記のような慇懃無礼な語り口調ではありませんで、発言の意図を俺が理解して俺の言葉に勝手に変換させてもらってます。

その他について

  • モーニング娘。11期の発表の方法は酷い扱いだった。SATOYAMAで紹介されて次の日のゲネプロで発表なんて。しかも関西ではそのSATOYAMAはまだ放映されていない(ガリバー)
  • 自分の観たくないイベントはやりたくないと村山さんはおっしゃったけど、そうでない主催者は多いんじゃないかな?(ピストル)
  • モーニング娘。AKB48も、8期は一人も残っていない。決して光井ディスではないですけど(ガリバー)
  • ゆび祭で乃木坂46を「盛り上がっていなかった」と評価するのは疑問。ライブハウス的な盛り上がりだけが全てじゃない(村山)
  • 私はほとんどハロプロしか知らないけれど、「ぷっすま」の辛いもの対決で乃木坂を知ったり、「黒バラ」の対決でfairiesを知ったりして、それらのグループに興味を持ったりする。そういう他流試合には意味がある(ピロスエ)
  • AKBN0からAKBが取れてNOになったのは、AKBファミリーから離脱した、という意味なのでしょうか?(モコモコ)※もともと「非公式ライバル」とのこと
  • 歌織姫フェスティバル2012が私にとってのフェスでした(タカミ)

TIF2012について

  • どこから見始めるという意味ではスマイルのドロシーと決めていた。TIF2011の象徴とも言えるドロシーを2012の開幕として観ることに意味があったと思っている(ガリバー)
  • VIC:CESSはスーパーモンキーズファンの方ならツボ(タカミ)
  • 某グループのメンバーはみんな可愛いと思ってたんだけどAXで見たら可愛い子は二人しかいなかった。夏の魔法だった(ピストル)
  • スカイステージの「EAST JAPAN IDOL LIVE」のようなくくりは自分のような関西からの出張組にとってはとても価値がある。来年もやってほしい(ガリバー)
  • 来年やれるかどうかはわからないのではないか。アイドルの現場、イベントが多すぎてファンも割れている。去年は「見つける/見つかる」という点に価値があったが、今年は情報量も多く「既に見つかったものを確認しにいく作業」という側面が強かったのではないか(ロマン)
  • もちろん情報としてピックアップ済みという意味では既存の存在なのかもしれないけど、やはりライブを見て相対することが「見つける」ということだと思う(ガリバー)
  • 現場系アイドルを見る人数が増えて複層化、複雑化していて安易に論じることは難しい。サブカル経由、ロック経由で定着している者もいる(ロマン)
  • サブカル流れ、ロック流れ以外に、モノノフ流れとかウィッシャー流れという人もいる(ガリバー)
  • ウィッシャーってそんなに居ますかね?(タカミ)
  • しず風は初めて観た。噂には聞いていたが「GET THE GLORY」に「リンダリンダ」というのはやっぱりカルチャーショックがあった(ピロスエ)
  • 我々の間では、スマイルガーデンのSKE48のステージがどんな大変なことになるのかということが初日の焦点だった。ところが実際にはそれほどの狂騒にはならなかった(ピストル)
  • スマイルのSKEは他の出演アイドルも多数が観ていた。出演じゃないUMA(浦安マリンエンジェル)のメンバーも観ていた(タカミ)
  • メグリアイのゲリラライブが良かった。遊歩道のような場所で、肩幅サイズ程度のスピーカーで曲を流し、マイク的なものを握って生声で歌うだけなんだが、「かわいい女の子が歌い、ファンがそれを観る」という根源的な喜びがあった。素晴らしかった(ロマン)
  • メグリアイは観るたびにメンバーが違ってちょっと戸惑う(ガリバー)
  • それが「めぐり合い」なのかもしれない(ロマン)
  • 今年は出演ではないのにフライヤーを配りに来ているだけの「野良アイドル」も多かった。でも例え「野良アイドル」であっても、例えばこのトークイベントのような場所で「フライヤー配りに来ていたね」と話題になるだけで、彼女たちの活動に意味があったとも言える(タカミ)
  • 昨年tengal6がフライヤーを配りに来ていたのは覚えています(ガリバー)
  • ナチュラルポイントどうでしたか、と尋ねられて)バックダンサーの小さい子しか見ていないんで覚えていない(ピストル)
  • ナチュラルポイントは横浜産横浜産と言ってますが、横浜は横浜でも鶴見です(タカミ)
  • ファンタスティックシアターのステージ破損はピストルさんの仕業だ、という情報がありましたが?(モコモコ)
  • すぐそばで観ていたけどもちろん私じゃありません。濡れ衣ですよ(笑)。ステージ自体も脆く柵も機能していない。学園祭レベルの環境だったから起きるべくして起こった事件。たとえJewel Kissで壊れていなくてもBiSで壊れていたと思う(ピストル)
  • ステージの上板が観客に押されてズレ、陥没したというのが真相だそうですね(モコモコ)
  • RYUTistファンの30代の女性が、マナーがあるから別ユニットのファンにどうぞどうぞと最前を譲っていたのに、このステージ破損で出演自体が無くなり、途端にブチ切れていたのが印象的だった(ピストル)
  • 自分のハイライトはスマイルのW∞アンナ。ライブ自体が少なくてとてもレア。本当の「戦わないアイドル」とはトマパイではなくW∞アンナのこと(タカミ)
  • 私のハイライトはやっぱりlyrical Schoolサイファー。ステージ破損でスケジュールがめちゃくちゃになってことを受け、公式のtwitterが「これから何かやります」と発信。その情報だけを頼りにファンが20人くらい集まってサイファー開始。スマイル周辺を歩きながらラップしていくパフォーマンスが素晴らしく、終盤には何倍もの観客を引き連れていた。最後はメンバーが「解散!」って走り去って終わり。いろんな偶然が重なったからこそ見られたパフォーマンスだったので感慨深い(ガリバー)
  • ただ、この件伝説だ伝説だと言われているけども、伝説って言葉の安売りは気になります(笑)。ひめキュンも雨を降らせたから伝説、とか(ガリバー)
  • 帰られた人も多かったですが自分はIDOL CLUB NIGHTも最後まで観た。おっぱいコールが飛び交い、ステージからは観客を脱がそうと扇動するなど、異様な空間だった。しかもステージの外では戦場のようにたくさんの人が倒れていて(寝ていて)なかなか見られないものを見た気がしました。これでやっと1日目が終わり(ガリバー)
  • 2日目はワンダーフューチャープラネットのキャラメル☆リボンからスタート。ワンダー〜は今年初めてのステージだったが、普通に会議・講義が行なわれる会場、TIFの中でもっとも環境のいい、涼しくて清潔なステージだった(ガリバー)
  • スマイルでぱすぽ☆を観たが、内容の詰め込み方が圧倒的にうまい。むしろワンマンよりもこういった他流試合の方が面白いんじゃないかと思ってしまうぐらい(ガリバー)
  • ドールファクトリーのさんみゅ〜(β)も面白かった。サンミュージックの曲しか歌わないということで岡田有希子松田聖子などの名曲が聴けた。酒井法子の曲は聞けず残念(ピストル)
  • ステーション♪も観ました。ぱすぽ☆のステージを観ていて振り返ると必ずいるんです(ガリバー)
  • それは観たとは言いませんね(ピストル)
  • ステーション♪だけど乗れてないってことですね(タカミ)
  • 昨日の中止を受けて急遽設定されたRYUTistのステージも素晴らしかった。MCで開口一番「昨日はすみませんでした」と語られた途端、観客が全員「いやいやいやいや、謝るの君たちじゃないから。ピストルさんだから」って狼狽していたのが印象的(ガリバー)
  • グリーンオアシスはガンダムのパフォーマンスタイムがある為、お互いが干渉してズレにズレた。事前からわかっていたことだが明らかに詰め込み過ぎ(ピストル)
  • スケジュールがここまで狂ってしまうと明らかに情報戦だった。スマートフォンでなくガラケー(携帯電話)を使っている人が「状況が何一つわからない」と嘆いていた(ガリバー)
  • アイドル現場にあまり詳しくない、一般人に近い人たちの影響がもっとも大きかったのがスマイルガーデンのE-Girls。他に観るものないということでかなり早い時間から最前列を陣取って動かない人が15人ぐらいいて相当な存在感をかもし出し、眉を顰められていた(ピストル)
  • E-Girlsはなかなかの「ロボットレストラン感」でしたね(モコモコ)
  • ライムベリーは有言実行だった。「倒れるまで頑張る」と言って本当に倒れてしまった(ピストル)
  • そういったトラブルを美談にすべきではないですね。有名ライターさんもTIFの雑誌原稿を書いたところ、熱中症のくだり等をばっさりカットされたとのこと。隠匿せず、運営はちゃんと問題と向き合うべき(タカミ)
  • グリーンオアシスの最後のしず風&絆はもともとはTIFではなかったそうですね。当人たちの予約していたイベント枠だった。あのステージで大観衆を盛り上げたからワンマンのチケットも即完売かと思いきや、必ずしもそうでなかったとか(ピストル)
  • TIFで忘れちゃいけないのは、アイドリング!!!の、フジテレビのおかげだという要素。存続の為とまで言わないが、アイドリングのCDを買うなどして還元してもよいのでは(ガリバー)
  • TIFに出ることを目標にして、としているアイドルがいることは知っているが、TIFに出ることが全てみたいにしなくても良いのではないか(村山)
  • チケットが安すぎるという意見もありますね(モコモコ)
  • ちゃんと運営してくれればかまわないが、このままやっていたら取り返しのつかないことになるんじゃないか。死者が出てからでは遅い(わんこ☆そば)
  • 「TOKYO」IDOL FESTIVALって名称もどうなんでしょうか(モコモコ)
  • 関西在住で悔しいと思うのは、関西のアイドルファンがちゃんと「見つける」ことができていないということ。長い間関西で活動しているアイドルが、東京のイベントで「見つかった」後に盛り上がるような逆転現象がいくつも起きている。スマイレージぱすぽ☆のような有名どころをUSJに集める予定だったイベントもチケットが売れなくて中止になった。アイドルを盛り上げるという土壌が育っていないのではという懸念がある(ガリバー)
  • 来年のTIFでは、それぞれのステージに役割というか、色分けをしてほしい。規模以外に特徴がない。例えばJewel Kissのファンがどんなライブをしているのかわかりきっているわけで、配慮した配置をしてほしい。例えば、私が喜ぶようなちっちゃい子ばかりが出るステージとか(ピストル)
  • プールそばで水着で歌うステージなんていうのもいいですね(タカミ)
  • ステージ周囲がクッション材で守られていてモッシュしても痛くないステージとか(ピストル)
  • TIFカフェだけが謎のまま終わりましたね(ガリバー)
  • アフィリアとかバクステとかのお給仕系アイドルが出張するというのはどうですかね。カフェも成立するし、本人たちの売り上げにも繋がる。Pにもポイントが入るとか(タカミ)
  • アイドル横丁祭には近い要素がありましたね(ピストル)
  • (地下アイドルの定義って何なんでしょうか、という問いに)自分にも答えはありませんが……まずひとつ言えることは地方には地下アイドルはいないと言うこと。もうひとつ、これは完全に主観ですが、地下アイドルと呼ばれる人たちの特徴に「アイドル本人たちも運営も、目の前の客しか見ていない・見えてない。ネクストステップを見据えていない」という要素があるような気がします(ガリバー)
  • 地下アイドルって単純に、メジャーレコードに絡んでいるか否かではないか。ちなみにT-paletteは地下。理由は渋谷のイベントがB1Fだから(タカミ)
  • (次にブレイクするのは誰なのかという問いに)東京女子流なのではないの?(ピストル)
  • 女子流はライブは素晴らしいけどPerfumeももクロのようなテレビタレントにはならないんじゃないか(ガリバー)
  • テレビには出ないけどビッグなアーティストというのはいくらでもいるでしょう(わんこ☆そば)
  • そういう意味合いで、ホットステージのメンツが昨年とあまり変わらなかったという印象はある(ガリバー)
  • 例えば「アイドルの格」の点で運営側とアイドル側との意見が折り合わず、今年は出演したが来年はもう出ない、と名言しているアイドル(運営)もいるようだ(ピストル)
  • 交通費すら出ない出演者もいると聞いているTIFの人選に、金の力でねじこんで来てる感のある人もいた(タカミ)
  • 大人の事情でねじこんでくる感じはやめてほしいけど、イベントとしては続いて欲しい(モコモコ)
  • TIFをあまり神格化させないほうがいいんじゃないか(わんこ☆そば)
  • TIFの良さはその規模と場所。地方で規模の大きいアイドルイベントがあっても来るのは既存のファンばかり。あの規模でお台場って立地だからこそ、一般人との接点がある。無料で観られるエリアの存在もしかり。広い意味での出会い、きっかけがあるというのは素晴らしいと思う(ガリバー)


全体を通じての俺の感想は、どうしてもハロプロ楽曲大賞結果発表イベントとの比較になってしまうのだけど、やっぱり結果発表イベントが結果(1位)に向かって突き進むっていう進行になるのに対して、こういうトークイベントは範囲が広すぎるしスポットの当て方が難しいなと思いました。ある意味徹子の部屋的なじゅうぶんな事前ヒアリングがないと厳しいのかもしれないけど、そうすると壇上の人たちにとっての「確認作業」になっちゃったりしますから難しい。ただ「TIF2012」っていう揺るぎないメインテーマはあったので、その振り返りと来年へ繋げる為のヒント、我々として意識しておくべきいくつかのポイントは確認できたような気がするので、その点はとてもよかったと素直に思いました。また開催して欲しいです。どうもありがとうございました。楽しかったです。