傀儡音楽

かいらいおんがく

誰かが勇気を出して楽曲大賞を主催してくれたら

今年はいろんな意味で端境期なのかしら、と思っちゃうような発表がいくつかありましたね。DOROTHY LITTLE HAPPYから3人も卒業、事実上の分裂の発表があったり。アイドリング!!!全員卒業の発表があったり。この夏のイベントで一区切り、というアイドルグループがいくつもあるのかもしれないな、とか思っています。

そんな中で、熱烈なファンの人は、楽曲大賞イベントをやればいいのにな、って思うんですよ。

アイドルってそもそも、永遠に続くってことはありえない一瞬の輝きを、いろんな方法で記憶と記録に残そうと足掻くエンタテインメント、みたいなところあるじゃないですか。アイドルの愛で方っていろいろあるわけですが、その中でも楽曲軸っていうのは、古参も新参も一列に並んで触れることのできる判断基準だと思うんです。対象となるアイドルに一区切りつくタイミングがあるなら、楽曲大賞をやって盛り上がりの一つにする、っていうの、いいと思うんですよね。

6年前、BON-BON BLANCOが休止するということで、自分はまったく無名なファンの一人であったにもかかわらずBON-BON BLANCO楽曲大賞をやったんですね。40人くらい参加してくださって、もちろん規模は本家のハロプロ楽曲大賞には到底及びませんでしたけど、やってよかったなぁ、って。結果発表イベントとか無しに、ただメールもらって手集計しただけだけど、やってよかったなぁ、って。
http://blog.livedoor.jp/b3ma/

楽曲に対する愛情たっぷりのコメントが残って、今見直してみても本当に楽しい。自画自賛のように聞こえるかもしれないですけど、自分の力じゃなくて、ボンブラを愛した皆さんの力でイベントとして成立させることができて、本当に幸せでした。

正直なところ、今でも、自分自身でも、「なんで実験40号が主催なのよ」という気持ちはあります。他に適した人がいてその人が旗振ってくれてたら、もっと盛り上がってたんだろうな、って思う。でも、実験40号は主宰に適してないって言い出したら、極端なことを言えば誰だって最適だとは言えないわけですよ。

しかもボンブラ楽曲大賞に関しては、自分なんかがやる4年も前に同じ企画をやられた方が居ましたからね。二番煎じだし結果も大きく変わらないし、恥ずかしいったらありゃしない。それでも、6年経ってみて、読み直してみて、やっぱりやってよかったなぁと思うんです。http://d.hatena.ne.jp/scarab/20020717

いくらなんでも自分がドロシーやアイドリングの楽曲大賞をやるってことはないですけど、誰かがやるなら自分は応援するし、超超微力ながら告知にも協力したいです。タイミングを逃したらなかなか成立しないんです。ファンを自称する人には、勇気をもって旗を振ってほしいなぁ。

一区切りつくアイドルグループがあるなら、その数だけ楽曲大賞イベントが行われますように。