傀儡音楽

かいらいおんがく

第6回ハロプロ楽曲大賞2007結果発表イベントに行って来た。

http://www.k2.dion.ne.jp/~prse/hpma/2007/
遅くなりましたが、第6回ハロプロ楽曲大賞2007結果発表イベントを行なってまいりました。報告というほどでもないですが感想を備忘録的に。


いやー、やっぱり感慨深かったですよ。ロフトプラスワンなんて観客としてしか見に行ったことなかったですし、ハロプロ楽曲大賞自体俺の憧れのイベントですからねぇ。自分がコメンテイターとして座席に座ることができたというのは光栄でもあり恐れ多くもあり。お招きいただいたピロスエさんにあらためて感謝です。……こんな風に考える俺はおかしいのでしょうか?
プラスワンでのイベントでは、もちろん発表されるランキングも大事なんですけど、コメンテイターの皆さんのコメントを聴くのが最高に楽しかったわけです。俺がその代役になれるのかと正直疑問だったんですが、当日はたくさんのお客さまに来ていただいて、会場も笑いにつつまれる瞬間が多くて良かったです(あの笑いが冷笑・嘲笑でなければ……)。


イベントの大まかな流れを一応説明しておくと……楽曲部門を50位から10曲ずつビデオクリップを1コーラスずつ皆で観て、受けてトークがあって、PV部門や推しメン部門の発表をはさみつつ進めていくって感じです。オールナイトのイベントですが全然あっという間なので今年はみんなも来るといいよ!


今回特筆すべき点はやっぱり映像が充実していた点だったと思います。Honestさんによるものが大きいわけですけども、本当に素晴らしかったです。特に第一位が発表される瞬間なんかは、俺とっくに結果を知ってるのに、それでも総毛立つような「高まる」ものがありましたよ。いやホントに。良くできてる。あの映像があの場でしか日の目を見ないのはもったいないですねピロスエさん……。
ぶるふぉぼさんによる静止画像も素晴らしかったですね。映像が始まる前にインスタント写真を並べたような画像が素敵でした。っていうか1枚1枚もっとじっくり見たいって人は多かったんじゃないかなぁ?


あとオペレーターとして参加されていたモコモコさんのコスプレが可愛らしかったですね。可愛らしい上に素晴らしく再現されてました。俺、衣装なんて普段あまりちゃんと見てないんですが、ついつい実物と写真とマジマジ見比べちゃいましたもん。そしてこれは記録に残すべしと自慢のEOSを持ち出して楽屋でモコモコさんを撮影していたわけですが、モコモコさんが頬を赤らめて「恥ずかしいからそんなに撮んないでいいよ」と言い始めたので、女の子が恥ずかしがる姿が大好きな俺は逆にそれで盛り上がってしまい、「うるさい、コスプレしておいて撮るななんてそんな理屈が通るかヘッヘッヘ」とか言いながら執拗に激写を続けていたのですが、ピロスエさんに「うるさい黙れ」と一喝されてシュンとなりました(上記には一部事実とは異なる描写がございます)。


ランキングについては既に発表されております通りです。見直してみても感慨深いものがありますね。当日は順位が発表されるごとに会場から2chに速報を書き込む人がいて、それを受けてイリーガルのネットラジオが同時進行されていたらしく、ネット的にも盛り上がっていたようですね。俺は当然後から知ったわけですが。


音楽ガッタスの「鳴り始めた恋のBELL」が4位というのは凄いと思うし、ある意味妥当だし、ある意味もっと上でも良かったという気さえしますね(どないやねん!)。実はいしよしの初タッグという事実も驚きました。石川さんファンの「パッとしたニュースのない石川さんへの想い」とか、卒業した後の方が活躍している感のある吉澤さんへの評価と賞賛とか、紺野さん復活への喜びとか、そんないろんなものが集結してる気がしましたね。


イベントの開催時期と楽曲の発売時期との関係性ってあるじゃないですか。例えば『「白いTOKYO」は次年度扱いになってなかったら1位だった』とか、『「ギャグ100回分愛してください」は締め切り間際の発売でなければもっと上位だった』とか。良い悪いじゃなくて、実際賞レースにおいて当然の問題点で。今回で言えば「付き合ってるのに片思い」はもっと上位でも良かったんじゃないかと思います。この曲は発売日当日が投票期間初日で有効期間が約一週間しかなかったから。そしてその1週間前に発売された「みかん」は3位という好成績。俺の周囲だと「みかん」が評価はあまり高くなかったもので、ちょっと意外に感じたんですね(俺は好きなんですけど)。もしかしたら投票期間ちょっと前の発売日の曲ってのが、ちょうど浸透してきた頃で投票に繋がりやすい……みたいな法則があるのかもしれません。検証のしようがないですけど。


℃-uteの「JUMP」が2位ということで、会場の皆さんに尋ねたんです。まず「この曲に投票された方いますか?」と。何人か手を挙げてくださって、さらに「ではその中に、在宅ファンの方っていますか?」と尋ねたところ、手は挙がらなかった。まあ何てこたない、「この曲は℃-ute、現場主義の人が愛する曲なんだ」ってことを確かめたかったんです(実際には℃-uteファンというだけで、本体ファンに比べれば現場参加率は高いと思いますけどね)。まあ、『「JUMP」は会場で盛り上がる為の曲』という安易な結論ですよ。在宅でこの曲好き、と言う方はメールください。いや、メールもらっても困るのでその場で手を挙げてください。


で、俺が想像したのが、1位の「笑顔YESヌード」ってのは2位と比較して在宅の人(コンサートに参加しない人)の票も多く集められたんじゃないかな、と。「笑顔YESヌード」って他の曲に比べると、会場で踊りづらいと思うんです。この曲のダンスは歌詞に対してではなくリズムに対して乗っかってるから(モコモコさんからの受け売り知識ですけど)。普通に踊ることはもちろん可能ですけど、他の曲のように「周囲といっしょの動きをする」のは難しいんじゃないかな? これも検証したわけじゃないですが、この曲で振りコピしている人とか少ないんじゃないかと思います。そういう意味で「JUMP」と対照的な存在なんじゃないかな、と。「久しぶりに街中で耳にして、単純にかっこいいな、って思った」なんてコメントもよく見かけたような気がします。もちろん『だから現場の人は「JUMP」に投票し、在宅の人は「笑顔YESヌード」に投票したのだ』なんてことはないですよ。その点ピロスエさんからも言われましたけどおっしゃる通りで、そこまで短絡的ではないと俺も思ってますです。そういう面もあったんじゃないかな、程度で。


ランキングに関しては細かく見ていくとまだまだいろいろあるんですがとりあえず割愛。今回は投票者コメント付結果ページが今月中にはアップされる予定とのこと。このへんは投票システム担当の津田さんのおかげでしょうか。


当日は新企画として今年の名場面を映像で流すってコーナーがあって、それも面白かったですね。ああいうのを一晩中観ながら、気の置けない相手とわいわい過ごすイベントとかやりたいなぁ。やりたいですね。


そうそう、当日コメントするためにいろいろ調べて行ったんですが、披露するごとに「……とWikipediaに書いてありました」と繰り返した俺でした。別に俺はWikipedia信者じゃないですけど、実際便利なので安易に使わせてもらって、かといって丸ごと信用されても困るのでくどいほど引用元を明らかにさせてもらって、ホントかウソかはわかりませんよ、ってことなんです。一応念の為。気に入らなかった方がいらっしゃったらごめんなさい。


そんな感じのイベントでした。当日会場に来てくださっていた皆さんにもお願いしたんですが、当日の感想とか読んでみたいので、書かれた方は教えてください!
それでは皆さん、第7回ハロプロ楽曲大賞2008でお会いしましょう! 次回はもっと頑張ります! 次回は俺もコスプレします!