傀儡音楽

かいらいおんがく

爆音娘。に行ってきた。

初めてだったんですけどむちゃくちゃ楽しかったですね。「めちゃくちゃデカい音でハロプロの曲が一晩中かかってる」「ハロプロ好きな仲間がたくさんいるところで朝まで飲む」これが楽しくないわけないですもん。こういうイベントで、人が少なかったりすると(例えば10人以下だったりすると)、フロアの雰囲気に対して自分の存在の影響が色濃く出ちゃったりするじゃないですか。大きなイベントだとそういうの一切ないので気楽ですよね。っていうかめちゃくちゃ人居た! 何人ぐらい? 200人ぐらいはいるのかしら。すごい盛り上がりでしたよ。
DJのテクニックで言うんだったら、でいんじゃーまめもんたという人が一番格好よかったです。地味な選曲(カップリングとかアルバムとか)をダンス向けにミックスしてて、繋ぎもなんというか完璧でした。……俺に完璧とかほめられてもどうにもならんだろうけど。
でもそういう「ほら、ハロプロの曲がこんな風にクラブにマッチした、クールな曲になるんだぜ」みたいなのはフロア全体で言うとあまり受け入れられてないのね。いや、受け入れられてないわけじゃないんだけど、フロアは落ち着いちゃう。結局盛り上がれるのはハロプロ的な意味での「踊れる曲」なんですよね。「motto」よりも「SEXY BOY」の方が上っていう。
踊ってる人が3種類くらいに分けられるのもコンサートと一緒かな。振りコピの人がいて、ヲタ芸の人がいて、普通に体を揺らしてる人がいて。やっぱり振りコピの人が食いつく曲が一番盛り上がってた感じだったかな。いや、やっぱり「ろーまーんーす!」という声がかかった後の方が熱狂的だったかしら(笑)。
お立ち台の上にはダンサーの人がいて、やっぱり上手。あれは「踊リスト」というよりはダンサーなんだよね。特に髪の毛短くて帽子かぶってる灰色のTシャツの男の子と、髪の毛の長めでサングラスかけてジャケット着てる男の子が上手で、普通にダンスチームでした。なんて説明すればいいのかな……普通のダンスチームのダンス。モーニングの曲の振りを取り入れて、ダンスをしてるって感じだった。格好よかったです。格好よかったけど、アレはモテるんだろうか? 普通のダンスやったほうがモテると思うんだけどなぁ、とか全くもって要らない心配してしまいました。余計なお世話ですね。
そのダンサーの人たちとは別に、ちゃんと踊リストの人たちもいるのね。ダンサーの人たちがお立ち台から降りると現れる。で、振りが完璧なの。特に赤いTシャツでメガネの男性。完璧なわけ。完璧だけどあれはダンスじゃなくて「振り」なんだよね。振りコピ。どっちが良い悪いじゃなくて、全く別物だったなぁ。それが見ていて面白かったです。
東京きりぎりす」のヲタ芸は間近で見ると迫力あったし、「ブギートレイン’03」の電車の輪っかは初めて見られたし、「This is 運命」のモッシュには度肝を抜かれてゲラゲラ笑っちゃったし、最高でした。凄かった。
楽しかったです爆音娘。。また行きたい。
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