傀儡音楽

かいらいおんがく

RYUTist 1st ALBUM リリースイベント RYUTist HOME LIVEに行ってきた

東京でワンマンライブが観られるってこんなに幸せなことはないですね。今回は幸せなことが重なってノリノリで観に行ってきました。
入場前、RYUTistのファンってこんなにイケイケ(死語)な若者たちだったっけなぁと思っていたらそれは神宿のライブ会場でした。渋谷WOMBは筋一本向こうでした。渋谷WOMBって初めて行ったんですが、ライブハウスではなくてクラブ(あるいはディスコ?)なんですね。天井が高くてミラーボールがあって、雰囲気は嫌いじゃないです。
RYUTistのメンバーがステージに登場! SEが終わって四人集まって、遠くに向かって声を届けるみたいに顔の前に両手を広げて……口パク。「ラリリレル、ほんとにね」って言ったのかしら。単独ライブを観るのは初めてなのでいきなりドキドキしてしまった。
RYUTistのパフォーマンスって、ほんと「見ちゃう」んだよね。ただ手足を素早く動かしてるのとは違う魅力がある。目を見張るキレと目を奪われるしなやかさが波状的に表れるというか。シロート丸出しの発言で申し訳ないけど、よく息が切れないよなぁ……。オジサンには1曲だって無理です。
2曲歌った後、自己紹介。若菜さんの手のひらの文字は「W」で、これは渋谷WOMBさんのWだとのことでしたが、会場から「わっかーのWじゃないの」とのツッコミ有り。それに対して「そうですね」と素直に同意しているところがまた可愛らしかった。ちなみにウームを逆さから読むとムーウだなとかどうでもいいことを頭に思い浮かべたりしていました。
最近、反射的に「PPPHだな」って思うところで会場からオーイングが上がって、ああ時代は変わったんだなって思うことがよくあるんです。ところがRYUTistのコンサートだと、そのどちらも上がらない時があるんだな、ということを知りました。皆が聞き入ってる。また、メンバーが「手拍子お願いします」と言ってPPPHのうちのPPPを求め、会場はPPPしながらオーイングする曲もあるということを知りました(個人の感想です)。
今日の昼間、ライブに先駆けてトークライブがあったそうなんですが、その時の様子をしゃべる際に若菜さんが「フ、フ、フ……? フリップさん!」と言ってて、何にでもさん付けをして可愛らしいのはいつものことなんでしょうけど、その対象がフリップでかつ名前が覚えられないということとセットとなるとさらに可愛らしかったですね。
「夏の魔法」と「冬の魔法」を連続で歌う「夏・冬の魔法メドレー」も良かった。何たる俺得と思いました。先日のMOK Radioで、世界的ミュージシャンの前で「夏の魔法」を3回も流せたことも合わせて、この初秋のいい思い出になりました。
「メクルメクルメ」のあの人さし指のポーズ、可愛らしかったなぁ。同じことやってあざとくならない説得力があるんだよなぁ。
そんで「神話」。もうちょっとヤバいぐらいにヤバかった。どのぐらいにヤバかったかというと泣けるぐらいに涙があふれてきて(日本語おかしい)、対峙している自分が恥ずかしくなるぐらい。世界に「この曲を歌うRYUTistの4人」と「俺」しか存在しないなら、一刻も早く俺は消えたい、どこかに逃げたいと思うぐらいに素晴らしかったです。
「Bitter With The Sweet」も素晴らしかったな……。あのアルバムは本当に名盤。隙がない。またそのアルバムの曲順とほぼ一緒のセットリストやるというのも素晴らしい。いや、そもそもあのアルバム自体がライブの再現っていうコンセプトがあるんだから必然なのか。
「Beat Goes On〜約束の場所」もヤバかったなぁ。ソロを任されるともちー。それを引き受けて、いつもより丁寧に、かつのびやかに歌うともちー。ああ、世界はこんなにも美しい……。
11月の中旬に4thシングルが発売されるというMCがあって、そしてお披露目された「Winter merry go round」。これまた良かった。俺は二期タンポポ厨ではないのだけれど、やっぱりこういう曲調はたまらないですね。
「ラリリレル」を歌い終わって……。会場が感動に包まれて、ただただ鳴りやまない拍手。あまりにも拍手が鳴りやまなくて、最後の挨拶をしようとするののこさんが恐縮したような表情を見せるぐらいに。でもあの長く長く続く割れんばかりの拍手が、今日のライブの素晴らしさを表現していたと思います。
むうたんから「ラリリレル、バハハーイ」の説明があって、練習があって、皆でバハハーイして、メンバーがステージからはけて、「ラリリレル」のマイナスRYUTistがかかって、沸き起こるアンコールの声。会場の誰もが素直な気持ちでもう1曲だけ歌ってほしいと思った気持ちの表れだったと思います。ステージに戻ってきたののこさんが「ダブルアンコールなんて全然考えていなかったから、戻った途端にペットボトルを1本飲み干してしまって、水っぱらであわてて出てきました!」なんて言ってて、それがまた可愛らしかった。
ダブルアンコールに選ばれた曲は本日2回目の「Beat Goes On〜約束の場所〜」。レパートリーの多い彼女たちだけど、あえてこの曲をもう1回やったのは、やっぱりコンサートのセットリスト自体がひとつの作品で、完成形だからかな? 意外と生中継を見ていたネットユーザーに対しての優しさだったりして?(ネットの生中継ではダブルアンコールは映らなかったそうなので) でも2回目の「Beat〜」もやっぱり感動的で、ともちーの会場に響き渡る澄んだ声が美しくて、本当に素晴らしかったです。
 
RYUTistって、本当にちゃんとしてる。メンバーのパフォーマンスも、運営スタッフさんも、鳴らしている音楽も。なんというか誠意が感じられて、時々自分が恥ずかしくなる。「ひとつひとつのステージを大切に」という言葉に嘘がなくて、誠実に自分たちの作品をていねいに披露してくれる。下品さが微塵もないんだけど、でも「お上品」と表現しちゃうのはちょっと違うように思わせてくれる、実直なハートのこもった力。この「ちゃんとしてる感」が、RYUTist愛する人を増やし続けてる理由なんだろうな、と思っています。
今日は本当に素晴らしいライブを見せてもらいました。どうもありがとうございました。RYUTist、最高でした!

 
<セットリスト>

  1. Zero and Perfect Moon〜変わらない想い〜
  2. それはまた別の一日
  3. ランファン
  4. ハックルベリー
  5. 夏・冬の魔法メドレー
  6. メクルメクルメ
  7. Wind Chime!〜古町のトンネル〜
  8. 太陽のシルエット
  9. 神話

<アンコール>

  1. Bitter With The Sweet
  2. Beat Goes On〜約束の場所〜
  3. Winter merry go round(新曲)
  4. ラリリレル

<ダブルアンコール>

  1. Beat Goes On〜約束の場所〜