傀儡音楽

かいらいおんがく

TOKYO IDOL FESTIVAL 2014に行って来た

TOKYO IDOL FESTIVAL 2014を観にお台場に行ってきたよ。
いやー、今年も楽しかった。心から楽しかったので来年も再来年も行きたい。その為に健康を維持しようとすら思えます。

今回の俺のテーマはみっつ、「距離の遠いお台場新大陸のステージ2カ所とガンダム前を最初から対象外とする」と「リンダ3世を追いかける」と「ハロプロファンとしてアップフロント周辺はチェックする」でした。以下ざっくり感想を。

スマイレージ(SMILE GARDEN)

ハロコンの真裏なわけで諦めるというか期待してもいなかったハロプロユニットの参加。朝9時半って早朝枠にぶち込む形でスマイレージが登場ということでテンションも一気に高まります。誰でも観られる無料エリアであるところのSMILE GARDENですが、柵で区切ってリストバンドつけてる客だけが観られるエリアを作ってました。焦らずに楽々入って近い位置で観られてラッキーでした。で、スマイレージが始まってみると……「ドットビキニ」「ショートカット」「夢見る15才」といったキラーチューンに大売出し中の新曲2曲を挟む構成で文句なかったと思うんですが、正直なところ場としてはあんまり盛り上がっていませんでした。何よりメンバーたちが浮かない顔といいますか、「日本最大のアイドルの祭典で、トップバッターの私たちが全部食ってやる!」みたいな気迫はまったく感じられなかった。本人たちが状況を楽しむとか感慨を匂わせるとか、そういうのが一切なかったんですね。それが、その日の夕方にあらわになる発表がメンバーの頭にあったからなのかどうかはわかりませんが……。自分としては「ええか!?」をやって欲しかったんですけど、そんな流れじゃなかったかもですね。その時の俺は「なんだよメンバー、眠たいのか?」とか思ってました。あとタケちゃんの入りがいつも上ずって半音? 1音? 高く聞こえました。

リンダ3世(SMILE GARDEN)

待ちに待ったリンダ3世! YouTubeから飛び出したアイドルにもかかわらず、俺のリンダ3世は99%ヘッドフォンの中にしかいなかったんですね。俺が動画観てないだけですけど。やっと歌い踊るところを観ることができました。想像以上に可愛い! 音はCDのままなんだけど全然鳴っててかっこいい! でもこれまた会場の盛り上がりはイマイチでしたね……。それにしても夏の野外は暑いですね。日焼け止めを塗り塗り観ていました。

乙女新党(ENJOY STADIUM)

アイドリング!!!の若者が増えてきたのでENJOY STADIUMへ移動。涼しい……。乙女新党さんについてはほとんど知識ゼロの僕です。新体制になって初のステージとのことでしたがすごくまとまっているように見えました。リーダーの高橋さんがむちゃくちゃバラエティ向きのタレントさんという感じで、笑顔の作り方がぜんぜん違うな、と思いました。誰かに似てる……。長谷川さんという方が色が白くて、正確には薄いピンク色で、ロシア人なのかなと思いました。

Dream5(DOLL FACTORY)

Dream5さんについてはほとんど知識ゼロの僕です。玉川さんという方がきれいですね。さすがavex、ちゃんとしてるなと感じました(偉そうですみません他意はないです)。唯一の男性アキラさんが少年というよりは完全に大人で……。今、16才? 17才? 17才だった頃の自分がアキラさんだったと想像したら、TIFってどんなにすごいお祭りなんだろうと思っちゃいましたね。17才当時俺もう荻野目ちゃんを中心にアイドル大好きで、毎日毎日チンコいじりまくってたわけです。妄想に妄想を重ねて、女体をイメージしちゃ夢と股間を膨らませてたわけです。あの頃の俺とアキラさんとの天地ほどのこの違いたるや! アキラさんには是非、現時点で強い運命を感じている恋人がいて欲しい。あるいは普段は悪態をつきあっているけど根柢の部分で強い絆で繋がりあっている女性の幼なじみがいて欲しい。そう思ってしまうくらいうらやましいなと思ってしまいました。うるさいですよね、すみません。アキラさん色男でうらやましいです。

Doll☆Elements(DOLL FACTORY)

Doll☆Elementsさんについてはほとんど知識ゼロの僕です。去年も観てるはずなんですが、印象が全然違った! 最新シングル「君のネガイ叶えたい!」がすンばらしい仕上がりで、今回観るのを楽しみにしてたんですが、ほとんど完璧なアイドルグループだと思いました。歌もダンスも上手、曲もいい、他に似てないポイント(=企画力)もあるし、ツッコミドコロちゃんのメンバーも元気がいい。言うことなしのパーフェクトだなと感じました。この時点で「ドルエレもっかい観たい」と思ってました。

Idol Summer Jamboree 2014(SMILE GARDEN)

このコラボステージは毎年観てるので今年も。暑い! 日焼け止め塗り塗り。東京女子流の山邊さんが印象変わった(可愛くなった)と思いました。大好きな「機種変エクスタシィ」演ってくれてテンション上がった! さくら学院山出愛子さん12才と風男塾浦えりかさん28才のコラボも良かった。いつもやる「睡蓮歌」が無かったのも微妙に嬉しかったです。

Bitter & Sweet(DOLL FACTORY)

田崎あさひちゃん無茶苦茶かわいいですね! 笑顔に屈託がないし一生懸命さがある。あさひちゃんは岡島紳士さんに似てると思ってたんですがやっぱり石原さとみさんですね。

HR(DOLL FACTORY)

HRさんについてはほとんど知識ゼロの僕です。久米知里さんという方が挨拶を始めたらものすごい博多弁でおおっと盛り上がりました(その後標準語に戻して俺らにあわせてくれた)。福原りさやんさんという方が消え入りそうな、泣き出しそうな声で印象的でした。安田れーたんさんという方が可愛らしかったです。HRって確か、運営の人が強気なツイートをされる方だったと思うんですが、曲の印象はそれほど強いものではありませんでした。安田れーたんさんの可愛らしさに曲がついて行ってねーなと感じました。

小池美由(DOLL FACTORY)

小池美由さんについてはほとんど知識ゼロの僕です。MCが面白い方ですね! 「涼しいね! エアコンさいこう!」「若い人ってそういうところある」「次の曲で最後です、で『ヤッター』は百歩譲って許そう、でも他のアイドルのタオル挙げるのはやめて。小池っちのタオル一本しかない」などなど、軽妙なトークで一気に好きになりました。ソロでやる、ソロでやらせようと判断されるっていうのは、こういうことなのかもしれないなと思いました。

チーム・負けん気(仮)(DOLL FACTORY)

小池さんのステージの途中から一気にアプガヲタで周囲が埋め尽くされて、素直に人気あるなぁと思いました。吉川さんがMC冒頭、「自分で言うのもなんだけど、私たち、とてつもない人気がありますね!!」って言ってて可笑しかった。森ティーが「私、目標があるんさ。私アプガでは一度も一番になれたことがないから、負けん気では一番になりたい!」って突然の発表があり、メンバーもファンも何て言っていいのかわからない状態になりました……「どちらの枠組みにおいても、森咲樹ちゃんが一番って思ってる人だっていっぱい居るよ、と思った」という意味で。シングル発売、ライブもチケットソールドアウトで昼公演決定、などの景気のいい発表の中、シングル「無限フライハイ」を2回も演るという贅沢なライブでした。俺のロビン! 彼女は可愛くて頭がいい!

大森靖子(DOLL FACTORY)

大森靖子さんについてはほとんど知識ゼロの僕です。ハロプロファンということぐらい。BiSファンとキスをしたということぐらいしか知りません。アルバム『絶対少女』は聴きました。『絶対少女』の曲いっぱい演ってくれたんですが、本当の圧巻のステージで、俺ちょっと涙ぐんだりしちゃいまして、アイドル観てるモードじゃなくなって若干こっちの胸をえぐられてる気分になっちゃいまして、良過ぎるだけあって、もう来年のTIFに大森靖子が出ても観るのやめよう、ソロのライブに足を運ぶことはあってもアイドルとおんなじ日に観るのはやめようと思いましたね。そのぐらい良かった。もう観たくない。腕に墨で「処女膜再生」って書いてました。

THE ポッシボー(ENJOY STADIUM)

俺のロビン! 彼女は可愛くて頭がいい。歌とダンスが上手で姿勢がいい。

ミスマリ(SKY STAGE)

やっぱりSKY STAGEの名称はAZUREじゃなくてSKYじゃなくっちゃね! この景色! この日差し! 暑い! 日焼け止め塗り塗り。キャナァーリ倶楽部は明確に解散したわけじゃないですが、活動中と思ってる人がいないことも事実でして、いくっちが活躍してるとこが観られるのは嬉しいことです。やっぱりミスマリの3人の中でも歌もダンスも一番上手な気がしました(個人の感想です)。

Prizmmy☆(ENJOY STADIUM)

Prizmmy☆さんについてはほとんど知識ゼロの僕です。いや、CDは持ってるしそれなりに知ってるつもりだったんですが、ステージ観たら全然イメージと違っててびっくりしました。むっちゃくちゃかっこいい! リーダーの久保玲奈さんという方のパフォーマンス一人頭抜けていて、この子がいるいないで全然違っちゃうかも、と思いました。なんだか在りし日のdreamを思い出してしまいました。日下部さんという方が色が白くて日焼けしなさそうだな、と思いました。

Cupitron(ENJOY STADIUM)

Cupitronさんについてはほとんど知識ゼロの僕です。テクノポップ・アイドルって聞いてたのでPerfumeみたいな感じかと思ったんですが、もう少し歌謡曲寄りだなという印象でした。昭和の頃やってた「オノデン」のテレビコマーシャルの世界観とでも言いましょうか。宮川里奈さんという緑担当の方が終始不思議そうというか、心ここにあらずという顔をしていて、MCで自分の年齢(13才)を言うまでに二度間違えるという技を繰り出していました。可愛らしかったです。

サンミニッツ(ENJOY STADIUM)

サンミニッツさんについてはほとんど知識ゼロの僕です。自己紹介なしのストレートなライブアクトでした。もうちょっとカップ麺寄りの楽曲なのかと思ったらそうでもなかった。っていうか「カップ麺寄りの楽曲」って何なんだよ。すみません。

C・M・T(ENJOY STADIUM)

C・M・Tさんについてはほとんど知識ゼロの僕です。いま検索してみたら正式にはCCI磨き隊って言うんですか。略称で出演して正解だったように思います。TMネットワークの「GET WILD」をカヴァーされていました。ゲッワーイ。

lyrical school(ENJOY STADIUM)

よく考えたらlyrical schoolについてはほとんど知識ゼロのようなものの僕です。かっこよかった! 黒担当のyumiさんという方が可愛らしかった気がする。青担当のayakaさんという方がズッキ、または坂元葉月さんに似ている気がしました。

ライムベリー(ENJOY STADIUM)

よく考えたらライムベリーについてはほとんど知識ゼロのようなものの僕です。かっこよかった! 誰推しかと尋ねられたらやっぱりDJ HIKARU推しと答えざるを得ないです。

クルミクロニクル(ENJOY STADIUM)

クルミクロニクルさんについてはほとんど知識ゼロの僕です。悪口のつもりじゃなく素直な感想なんですけど、「曲+振付+衣装+ダンス+パフォーマンス」と「顔+表情+人となり」とが、全っ然あってない気がしたんですが、この違和感って俺だけのものじゃないですよね? なんかいつもは別のクルミクロニクルさんって人がいて、その人を一生懸命マネしている人みたいに見えてしまいました。だって彼女、女優やったら西田佐知子とタメ張れる世界観の持ち主じゃないですか。……ご気分害された方がいらっしゃったらすみません。

るの☆あ〜る(ENJOY STADIUM)

SMILE GARDENのドルエレがどうしても観たかったので、知らない名前のアイドルだったし、ちらっとだけ拝見して移動させてもらおうと思ったらNegiccoとEspeciaのメンバーでした。本日るの☆あ〜るを解散し、Negipeciaを結成します! と発表されていました。

Doll☆Elements(SMILE GARDEN)

うーん、完璧です。俺的にはもう、DOROTHY LITTLE HAPPYを見つけた時の感覚と全く一緒かそれを上回るんだけど、もう「見つかる」みたいなのは起き得ないんだろうな……とか思いながら観ていました。むちゃくちゃ良かった。

吉川友(SKY STAGE)

きっかを観ようとエレベーターの列に並びつつ、スマホを観ていたらBerryz工房来春で無期限活動停止の報を知りまして……。電波の届かないENJOY STADIUMでずっと過ごしてる間に時代が大きく動いていました……。SKY STAGEできっかを観たはずなんですが、全然記憶がありません……。

JK21(SKY STAGE)

JK21さんについてはほとんど知識ゼロの僕です。本当に申し訳ないのですが、彼女たちは全然悪くないと思うんですが、全然記憶がありません……。

リンダ3世(SKY STAGE)

JK21さんのステージが終わった後、影マイクで「ステージの下の階でドラマ収録しているから、ジャンプは絶対禁止!」みたいな強めのインフォがあって、リンダ3世の1曲目が「トベヨマイラ」だったのは笑いましたね。
いやー、夕まぐれのリンダ3世、最高だった! 刻々と色を変えていく空の前に広がる祝祭空間! マジ半端なく素晴らしかった。「日灼けマシーン」の曲紹介をする時、シオリちゃんかサユリちゃんのどちらかが「この衣装だからわかるかもしれませんけど」と言ってたんですけど、会場の人たちはほとんど誰も「日灼けマシーン」の歌詞を把握していなかったようです……。

Stella☆Beats(DOLL FACTORY)

Stella☆Beatsさんについてはほとんど知識ゼロの僕です。衣装が青の子が3人、赤の子が2人いるんですが、赤の2人がメインの印象でした。見た目としては赤の子は親戚の子を連れてきたみたいな親しみやすい感じの子でした。

寺嶋由芙(DOLL FACTORY)

寺嶋由芙さんについてはほとんど知識ゼロの僕です。特にMCの時にちょっと泣き出しそうな声になるのを聴いて、ライターの大塚幸代さんを思い出してしまいました。「やっぱりね、SNSを味方につけないとやってけないからね」とかおっしゃってました。あと「無料で観られる」でなはく「無銭で観られる」とおっしゃってました。「好きなんです〜」という歌詞に対してファンが「俺モー」と応えるじゃないですか。最後その「俺モー」に対して「私もー」って応えてくださって、それが凄く良いなって思いました。変に感動してしまった。あと、オリジナルのMIXの歌詞を最前列のファンがカンペで出してくれるんですが、そのカンペが新聞広げたぐらいにデカかったです。

Faint*Star(DOLL FACTORY)

元トマパイのHINAさんの新しいユニットということで最初から楽しみにしていたんですが、よく考えたら俺はトマパイのことも数枚のCD以外は何も知りませんでした。品のある女性二人がスタンドマイクで、ほとんど手振りだけの振付とともに上品な曲で歌う…というコンセプトだけだと、バニラビーンズとの差別化が難しいんじゃないかと思いました。まあ差別化なんかしなくても可愛くて曲が良けりゃどうでもいい話ですけどもね。後ろを振り返るとDOLL FACTORYの非常階段の上でBitter & Sweetの二人がステージを観てて、あさひちゃんが超ノリノリでした。これ、いい話じゃないですか? あさひちゃんが超ノリノリで観てたステージはFaint*Starっていう。

小桃音まい(DOLL FACTORY)

去年、何もしらずに調子こいて前の方で観てたら民族大移動に巻き込まれ、「あぶないじゃないか!」とか超々シロート丸出しの感想を口走ったりして恥ずかしい思いをしたので、今年は後ろの方でおとなしく観ていました。相変わらず可愛らしい人で、ピンでやるだけあると素直に思いました。今年も。

バニラビーンズ(DOLL FACTORY)

正直なところ、パフォーマンスとしては去年とも一昨年ともそんなに変わらない、ある意味で盤石のステージアクトでした。いや、MCはさらに磨きがかかってる気がしてすごく楽しめた。というか俺はMCが面白くて安心して聞いてられるアイドルの方が好きなんだと気づきました。だってたどたどしく暗記してきたMCを再現してるのをハラハラしながら聞くよりも全然楽しいんだもん。「最初にTIFに出たの……5年前だよ!? すごいよね? 5才若いって相当なもんだよ?」「って私たちだけ年取ったみたいな目で見ないで? おんなじだよ? みんな一緒に年とってるんだから」ってくだりがありまして、急に家族の一員にしてもらったみたいな気分になっちゃって、なんだか嬉しくなってしまいました。ええ、年取りましたとも。「恋のスナイパー007」の入りで、明らかにレナさんがポーズを間違えていて、リサさんがそれを見ながらも一切指摘せず正しいポーズをしながら待ち、レナさんがやっと気づいてポーズを直す……という場面がありまして、ああ、お互いを信頼してるんだなぁと納得しました。

predia(DOLL FACTORY)

去年、一昨年と全く同じ感想を持ちましたので、3年連続で同一の文章を載せておきます。

最高でした! ステージのどこを見てもハズレのいない美女の土砂降り状態! むっちゃくちゃ良かった。年端の行かない子供たちが必死で振り付け頑張ってるのより、俺もしかしたらこっちのが好きなのかもしんない。いやー最高でした。来年のTIFでも観たい(TIF以外で観る機会あるかしら?)。

湊あかねさんの迫力のボーカルは冗談抜きで特筆モノ。前田ゆうさん、ちょっともう少し太ってもいいと思うけどマジで綺麗。岡村明奈さんの相変わらずの笑顔すげー癒される。でもなかんずく凄かったのが、ただ見てるだけのこっちに向けて青山玲子さんがウィンクしてくる感じ。お前、青山さんにウィンクされたことあんのか!? マジやべーぞ。全然関係ないですが、去年までと違って全員マイク持ってました。これがメジャーデビューする、ってことなのかしら(違います)。

以上で一日目が終了。普段デスクワークしかしてない俺が丸一日動き続けたもんで足パンパン。フェスってホント、体力勝負ですよね……。

 

そんで二日目。
会場に到着した時点でクタクタで(昨日の疲れが抜けておらず(寄る年波には勝てず))、今日はもう少しスローペースで行かないと最後まで持たないな、と確信しました。したくもなかった確信ですけど。

10時過ぎには到着してたんですがすでにSKY STAGEは入場規制。エレベータを降りてきた人数だけ上がれるシステムになっていました。「今年はエレベータ問題も改良が」みたいな事前情報があったように思うんですが、何も変わってなかったです。むしろ、なんというか言葉を選びますけど、問いかけてもちゃんとした返事が期待できないタイプの女性スタッフが1Fエレベータ前を任されてたりして、ぐずぐずしてる人数数えてる間に空のエレベータが上がっていくみたいなことがあって……わりとストレスに感じたりしていました。

ねがいごと(SKY STAGE)

ねがいごとさんについてはほとんど知識ゼロの僕です。青担当の宮栞奈さんという方が羽野晶紀に似てるな、と思いました。今日もSKY STAGEは暑い! 日焼け止め塗り塗り。

LinQ(SKY STAGE)

昨年観られなかった念願のLinQがSKYで観られて良かったです。伊藤麻希さんが最前列の人に放水することに執拗にこだわっていて、ホースで狙いすましたら水が出ずがっかりして、考えあぐねた挙句水鉄砲のタンクを取り外して持ち、わざわざステージから降りてとにかく最前列の人たちに水をかけるというパフォーマンスを行なっていて、よっぽど最前列の人たちに水をかけたかったんだな、と思いました。SKY STAGEには灼熱の太陽光が降り注いでいたので、最前列の人たちもそれほど嫌ではなかったのかもしれません(想像です)。

アイドル情報誌「楽遊」公開取材!(INFO CENTRE)

暑さに耐えきれなくなってINFO CENTREに逃げ込むと、アプガの皆さんが楽遊編集部FINDSの皆さんと楽遊営業部apoの皆さんとトークイベントをやっていました。ちなみに俺はわりと熱心な楽遊読者なので、予定外でしたが留まって観ることにしました。

どうやらアプガのメンバーからリアクションのテクニックを学ぶ、という企画らしいんですが、FINDSのメンバーのリアクションとアプガのメンバーのリアクションとでは、本当に全然違うんですね。アプガのはちゃんと「バラエティ番組のリアクション」になってるんです。単純に年齢というよりも経験と自信に裏付けされているんだな、と思いました。営業部apoの二人はMC役なんですけども、アプガのリアクションに素直に感動して「本当に勉強になります」と興奮しているようでした。佐保明梨さんのストーカーまがいの熱心なファンの真似(マイクコードでの緊縛プレイ)にはちょっと鬼気迫るものがありました。

アプガがハケて第二部が始まると会場の人数が半分以下になってしまいました。営業部apoの二人が「まだ終わりじゃないですよー」と泣きそうな声を出していました。で、始まった第二部が思ってた数倍面白かった。ロコドルネタで北海道のWHY@DOLL、宮城のParty Rockets、愛知のOS☆U、福岡のGALETTeが対決するというありがちなネタだったんですが、ぜんぜん楽しめました。GALETTeの古森結衣さんがMCでもないのに上手に場をしきりすぎてしまい、カンペか何かで「しゃべり過ぎ(抑えて)」の指示が出たように思います。彼女はたまたま前日の夜テレビで見かけてたんですが、受け答えも上手だしバラエティ方面で頭角を現すかもしれませんね。最終的には「テレビがずるい。宮城ではそんなに観れません!」「いきなり好きだっちゃ」などの回答をしたParty Rocketsが優勝していました。パティロケはいつも俺がやってるGREEのゲーム「アイドルジャムZ」でも顔なじみなのでなんとなく嬉しかったです。

Idol Summer Jamboree:Acoustic(SMILE GARDEN)

篠崎愛吉川友、バニビレナという「モーニング娘。になれなかった女たち」によるモーニング娘。の「サマーナイトタウン」のカヴァーは良かったですね。普通に上手だったし。特に最終選考まで行ったきっかとレナは、単なるカラオケではなくサマーナイトタウンの振りが断片的に身体に入ってるみたいで、動きがシンクロすることが何度もありました。愛ちゃんときっかがわがままボディ、レナが恐縮ボディって言い方も面白かったですね。

palet(SMILE GARDEN)

paletさんについてはほとんど知識ゼロの僕です。武田紗季さんという方が、茉奈佳奈のどちらかに似ていると思いました(どちらかって言われてもねぇ)。

吉田凛音(SMILE GARDEN)

吉田凛音さんについてはほとんど知識ゼロの僕です。ソロでやるだけあって、堂々としたステージでした。勝手な想像ですが、今後一気に頭角を現してくるかもしれません。

Le Lien(SMILE GARDEN)

Le Lienさんについてはほとんど知識ゼロの僕です。っていうか高知のアイドルグループかと思ってたら東京のガールズバンドでした(リリアンじゃなくてルリアンでした)。これは完全に俺の偏見なので恐縮なんですけども、バンドでになっちゃうとバンドとしてしか評価できなくなっちゃう、と今更気が付きました。なんというか「演奏が拙くても別にいいよ」とは全然思えないというか。アイドル歌手の場合、音程が外れたり声が上ずったりしてても「いいよ、頑張れ(CDさえちゃんとしてれば構わないよ)」と思えるのに、バンドだと「なんで練習足りてない状態で人前に出るの?」と思ってしまう。完全に偏見です。でもメンバーは最高に可愛らしかった。メンバーがはけた後CD音源と思われる音が流れたんですが、そっちはなかなか良かったです。偉そうですみません。ホントすみません。

Bitter & Sweet(SMILE GARDEN)

ここから虹のコンキスタドールまでは「Newcomer Idol Showcase Live」という、新人さんお披露目コーナーで、1曲のみのステージでした。でもビタスイをお披露目扱いするのってどうなの、と思っちゃいました。「インストール」1曲でしたが全然かっこよかったです。長谷川萌美さんについてひとつ気が付いたことがありましたが、24時間経ってるし、仕方のないことだなぁと勝手に納得しました。

ミライスカート(SMILE GARDEN)

ミライスカートさんについてはほとんど知識ゼロの僕です。バニビのレナに似てる子が居て、いや、レナじゃなくてもっと似てる誰かがいる……と思いながら見ていましたが結局思い出せませんでした。その子が最後の最後でアホの子みたいな素振りで両手を振り始めたので人生何があるかわからないものだな、と思いました。

アリスインアリス(SMILE GARDEN)

アリスインアリスさんについてはほとんど知識ゼロの僕です。拳銃を持った5人組が現れると小芝居を始めて、たいへんびっくりしました。あやのんさんという方が加護亜依さんと大久保佳代子さんを足して割って可愛くしたような感じだなと思いました。グループ名を名乗るときに内緒話っぽく小声になるのがいいですね。

READY TO KISS(SMILE GARDEN)

READY TO KISSさんについてはほとんど知識ゼロの僕です。センターの子、たぶん千葉咲乃さんという方だと思いますが、高橋みなみさんと千秋さんを足して割って可愛くしたような感じだなと思いました。サビ終わりの「好きだよ」という歌詞にファンが「俺モー」と返すわけですが、メンバーが「俺モー」の部分までリップシンクしていて、それはそれで新しいなと思いました。

虹のコンキスタドール(SMILE GARDEN)

去年、w-Street FUKUOKAの長田美成さんを見て「見つけた! かわいい!」と思った俺なんですが、その長田さんがidol streetを抜け、新しいユニットでリーダーをやると聞いていたので絶対に見ようと決めてました。プロデューサーがもふくちゃん、作曲がヒャダイン、振付が竹中夏海、衣装が岸田メル……ってどんだけ金の力ってすごいのかと思ってしまいました(だってデビュー前の時点で彼らが「是非ともかかわりたい」って自分から申し出る可能性は限りなく低いわけですから)。ところが曲が始まってみたらすごくよかった! ちゃんとしてるし面白い。レッスンも十分受けてるしプロ意識もあるなぁと思いました(偉そうですみません!)。

初お披露目ということで、基本的には一人一人がどんな自己紹介をするのか、誰も知らないと思うんです。でも観客はちゃんと反応してて、それっぽい受け答えになってました。それはアイドルファンの能力値が高いってことかもしれないし、みんなWEB等で事前調査してきてたってことなのかもしれない。俺にはわかりません。ただ、陶山恵実里さんという方が自己紹介を始めた途端にオエオエとえずき始め、周りのメンバーが大丈夫ぅと心配するというくだりがあったんですけども、陶山さんのえずき方があんまりにもリアルなもんで、それがキャラ設定によるものなのか、それとも初お披露目という場における極度の緊張によるものなのか、シロートであるところの自分には判断できず、判断できないもんでゲラゲラ笑ってしまいました。えずくって! これからアイドルが歌うよって時に自己紹介でえずくって! 時代は熟したなぁと強く感じましたね。

AeLL.(SKY STAGE)

ここでSKY STAGEに上がるわけですが、昨日の疲れが残ってて足の裏が痛い。よろよろ歩いてるといつもよくしてもらってる大坪ケムタさんにばったり出会いまして、顔忘れられてたらどうしようと思って「ども実験です!」なんつって挨拶して、そしたら「あー、これから(SKYで)ポッシですか」なんて言われて、「そうです、イヤーもう年ですねクタクタです。まわり見てても
移動で走ってるのは黄色いリストバンド(2日目のみ)の人だけで、オレンジのリストバンドの人はみんなヨレヨレで徒歩ですね」とか言ってたらその横をガリバーさんが猛ダッシュで走り抜ける、なんつー出来事がありました(一部脚色しています)。

鷹那空実さんがとてもスレンダーになっていてびっくりしました。女の子は少しぽちゃぽちゃしてるくらいが可愛いのに。AeLL.は相変わらず歌が上手だしMCに余裕があって面白い。9月に活動終了することに少し触れていましたが、そうなんです寂しい……という感じの表情をして見せるぐらいで、後は笑っていました。本当の心中はどうなのかしら。AeLL.に限らず、メンバーがみんな二十歳を超えているようなアイドルグループは、いろんな意味で存続の岐路に立たされているように思います。なぜなら、そこから突然大ブレイクというのが考えにくいから。考えにくいというか、前例がほぼ無いから。

i☆Ris(SKY STAGE)

i☆Risさんについてはほとんど知識ゼロの僕です。メンバーカラーにピンクがいないことが珍しいパターンのように感じられました。オレンジ担当の久保田未夢さんが可愛らしかったように思います。「プリパラ!」のオープニングテーマを歌っているとのこと。「かしこま!」という言葉を流行語にしたいと考えているようでした。

THE ポッシボー(SKY STAGE)

ロビンが嬉々として水鉄砲をぶっ放してました。俺のロビン……。ずっとロビンばかりを目で追ってしまう俺なんですが、実は今年のTIFで若干変化がありまして、気が付くともろりんを見ている時間が多いことに気が付きました。もろりん魅力的です。ヘソピアスも含め。あとロビンと違って、目があっても「何ぼさっとしてんだよお前、手ぇ挙げろ、皆と同じフリをやれ」と目ヂカラで求めてこないところが好きです。いやでもやっぱりロビンが最高だなと言うことで、ロビンと目が合わないように、目が合いそうになったらもろりんを目で追うということを繰り返していました。

LoVendoЯ(SMILE GARDEN)

久しぶりの田中さんの生の歌声をたっぷり堪能しました! 秋にまたミニアルバムが発売されるとのこと。今度はもっとけれんみたっぷりの曲を披露してほしい。「そうそうたるアイドルの面々の中に自分なんかが出ていいのか」といったことを心配されてらっしゃるようでしたが、俺にとって田中れいなさんはまごうことなくアイドルでした。過去も今も。

リンダ3世(ENJOY STADIUM)

ENJOY STADIUMに入るとほどなくアキシブprojectさんのステージアクトが終わり、それにあわせて一気に会場にお客さんがいなくなってしまった! 多く見積もっても100人弱でしょうか。舞台裏から会場を見て、お客さんが一気に減ってしまったことを知るリンダ3世のメンバーの気持ちを想像すると俺は……。いつもは端っこで観ている自分ですが、このENJOY STADIUMに関してだけは枯れ木も山の賑わいぐらいの気持ちで、最前列で観ることにしました。最高に楽しかった! でも奇しくも真裏がでんぱ組.incでありRev.from DVLのステージなわけで、万が一誰もいなくなっていたら、と後ろを振り返るのが怖かったです。

リンダ3世メンバーのご親族なのかもしれないし違うかもしれないブラジル人または日系ブラジル人の方々がいらっしゃっててとても盛り上がっていました。1才になるかならないかの小さい子を曲に合わせてタカイタカイすることで周囲が盛り上がるという場面があったんですが、小さい子は特に笑顔になるでもなく、首が前後にガクガクと揺れていたので、なんだかとても心配になってしまいました……。

ラスト1曲で浴衣を着たアイドリング!!!佐藤ミケーラ倭子が乱入。同じブラジル2世タレントだからとのことでしたが、自分的にはこういうイベントは大歓迎であります。ものすごく盛り上がった! んですけど、このステージを見てる人が100人ぐらいしか居ないというのが本当にもったいないと思いました。映像残ってるのかな? ステージが終わった後もそのブラジル系の方々の「アンコール! もっと見たいよ!」といった声がこだましていました。

Maria(ENJOY STADIUM)

反射的に「これは面白い」と思いました。サングラスに口紅、黒いレザーっぽい衣装にランドセル、といういでたちには妙な説得力がありました。ものすごくレッスンが行き届いているようでダンスパフォーマンスが全力でした。「移動して、移動して、私の立ち位置はココ!」みたいなので精いっぱいのアイドルだっていくらでもいるのに、彼女たちは完全にプロでした。ユニット名が一般名詞に近いと感じるぐらいの人名という点は気になりますが、彼女たちは頭角を現してくる気がします。

愛乙女★DOLL(DOLL FACTORY)

愛乙女★DOLLさんについてはほとんど知識ゼロの僕です。ももち結びにしている子がドルエレのリカちゃんに似ているな、なんてことをぼんやり考えていました。

吉川友(DOLL FACTORY)

DOLL FACTORYの背面階段で、またビタスイの二人がステージを見ていました。きっかはやっぱりソロアイドルだな、と思いました。他のアイドルとコラボしているステージでしゃべり始めると、どうしても周囲を食ってしまう。もうひとつ、頭の回転がいいんだろうなと思うんですけど、曲の途中でも思いついた言葉をアオリとしてどんどんねじ込んでくるのでいつも生きたライブアクトになるなぁと感じました。「ずっとずっとずっと君がスキだ」のサビ終わりの歌詞が「君がスキだ」なわけですけど、ファンに「俺モー」と言わせる間を与えずに自分で「オイ! オイ!」をかぶせてきちゃうところが、自分を「アイドルシーンに乗っかろうとするアイドル」と認識していないってことなんだなと思いました。ステージの最後でさらっと「吉川友のステージ良かった、と嘘でもいいからツイートしておいてください」とおっしゃっていました。

リンダ3世(DOLL FACTORY)

結局「どんだばな」を聴くことができなかった……。今回のTIF2014中リンダ3世のステージは全6回。俺はマイナビステージだけ行かず、そのマイナビステージでたった2曲しかやらなかった1曲が「どんだばな」という。俺のリンダ3世熱は充分満たされたTIFでしたが、勝ちか負けかで言えば完全に負けでした。「どんだばな」聞きたかったな。というか、会場があの曲でどんなふうに盛り上がっていくのかを見たかった。身体を左右に揺らすのか、ヒップホップっぽく手のひらを前後に振るのか、それともオイオイ掛け声をかけ続けながら膝を使って上下に動くのか。でももしかしたら、俺の期待するような異常な盛り上がり方にはならなかったかもしれません。なんというか、多種多様な楽曲を楽しむためのテンプレートが、ファンの方にそこまで用意できていないというか。俺も結局どうしていいかわからなくて、ほとんど腕を組んで体を揺らす程度でした。

今回のTIFのリンダ3世、俺の見た5ステージにおいてMCはほぼ全く同一で、決まったセリフを繰り返すだけという印象でした。だからつい「早い! もっと余韻をもって! お客さんの反応を見て!」と思うこともしばしばでした。ただ、最後のこのDOLL FACTORYだけはムツミ以外のメンバーがムツミへのサプライズとして、繰り返してきたパターンを壊して「ムツミは忘れん坊と食いしん坊のハーフ!」というネタを披露してくださいました。完全にサプライズだったことはムツミの驚きぶり(みんなどうしちゃったのっていう狼狽ぶり?)でもわかりました。日本語がたどたどしくしか話せないグループとも思ってないんですけど、もっとMCでファンとやりとりして反応を楽しんだりすれば、彼女たちもステージがもっと面白くなるんじゃないかと思いました。だって……アイドルファンがアイドルをやさしく受け入れて盛り上げてあげられる瞬間のピークはMCの時間だから。

最後のMCで「ワールドカップまでいろいろ頑張ってきてありがとうございました」みたいなことを言うから、すゎ解散かとか思ってしまったけど、今後もYouTubeを見てね、チャンネル登録してねとか言っていたので、しばらく活動は続くみたいです。よかった。いずれにせよリンダ3世の活動は、このTIFでひとつの区切りを迎えたということかもしれません。スタッフがどんな思惑なのかはわかりませんけども、このTIFでリンダ3世が「みつかった」状態にならなかったことはたしかですけれども、俺としてはもう少し活動を続けて欲しい。アイドルイベントだけじゃなく、カウントダウンジャパンみたいなフェスに出たりしてはどうかと思います。このまま好事家の話題の対象で終わってしまうのは本当に惜しいです……なんてことをずっと考えていました。

スルースキルズ(ENJOY STADIUM)

スルースキルズさんについては昨年のTIF依頼拝見するだけでほとんど何も知らない僕なんですけれども、全力の、ファンを喜ばせよう、観客を笑顔にしようという気持ちの全力が伝わるステージでした。王道としてのブレイクは難しいかもしれないけど、限定的な数百人のファンに喜ばれるだけで終わっちゃうのは惜しいし、アイドルの差別化の為の企画ってある日突然劇的に注目を集める瞬間があってもおかしくないと思うので、これからも応援したいです。ってTIFでぜんぜん追いかけられてなくて申し訳ないんですけど。

THE ポッシボー(SMILE GARDEN)

SMILE GARDENには人、人、人。数えたわけじゃないですけど中野サンプラザより多いですよね? これこそまさに野外フェスっていう熱量の中で圧巻のステージを見せてくださいました。MCで笑わすよりも全力のライブアクトを実力を見せつけてやるという気合がみなぎってた。ステージ目の前の有料エリアなんて割り込む余地がなくて(モッシュが怖いという理由も大きいですが)、後ろの丘の上からたまにオペラグラス使ったりしつつ観ていました。ポッシのライブは、ステージの近い位置で地蔵で観ているとロビンから直接ガン見され、盛り上がることを求められるので常に地蔵の俺としては気が気じゃないわけですが、このぐらい距離があると気が楽です……とか思ってたらオペラグラスの中のロビンからかなり長い間指を差されてしまって震え上がる、なんつーこともありました。気のせいでしょうけどね。ポッシ大会場ぜんぜん巻き込めるって感じたステージでした。

PASSPO☆(SMILE GARDEN)

パッセンの人なのか、ただただライブで盛り上がりたいだけの若者なのかはわかりませんけど、有料エリアの盛り上がり方、モッシュとリフトがすごかったですね。シャチのビーチフロートがクラウドサーフし、細マッチョの男性が脱ぎ出し、若者ふたりが騎馬戦よろしく人の頭上で倒しあいをする……といった光景が繰り返されていました。とにかく盛り上がりはハンパなかった。俺の隣でストロングゼロを飲みながら見てる彼女連れ(リストバンド無し)が、モッシュとリフトの光景に対して「つまみだせー!」とか叫んでたんですが、すぐそばで若者が肩車し始めた時には黙ってました。注意すりゃいいのに。リフトされた若者たちの動きに目がいって、PASSPO☆のステージ自体は良く覚えていません。急きょ「少女飛行」とかやってくれたら沈静化したかもなのにね。

東京女子流(SMILE GARDEN)

あの人数が「おんなじキモチ」で頭上に挙げた両手を左右に振る壮観な光景はハンパなかったです(俺は地蔵でしたが)。選曲的にも、女子流の両極端がちゃんと楽しめるライブでした。山邊さんのリフトに対するたしなめMCには拍手が起こっていました。あれは完全にアドリブだったのかしら。その後観客がほぼおとなしくなってたことからも、アイドルファンって素直だなと思いましたね。

Idol Summer Jamboree:Encore(SMILE GARDEN)

1曲ごとにステージに人が増えていって、最後は結局「睡蓮歌」で大合唱でした。やっぱりこの曲なのか〜。たしか去年も同じだったんですが、思いのほか曲のアウトロが長いので退屈になってしまい、今年もロビンが「長いから声出そうか」と提案していました。彼女は頭がいい。顔がかわいいだけじゃなくて性格がよくて頭がいい。

 

そんで最後、SMILE GARDENの監督の人から影マイクであいさつがあって終わり。みんなで拍手して、「来年も来てくれよ、再来年もな!」って言われて大きくうなずいて、そんでTIF2014が終わりました。楽しかった。今年も開催してくれた運営の方々に心から感謝。ぜひ来年もお願いします。ありがとうございました。

運営の方にお願いとしていくつか。まずLANの開放。去年も書きましたが、DOLLとENJOYとで完全に情報から遮断されてしまうので、是非お願いしたい。フェスのタイムテーブルなんて狂って当たり前で、その情報を主催者側が全部提供するのは無理なんですから、だったら通信手段だけは確保させてほしい。キャリア3社にその日だけ特別に用意させるのなんて容易いと思うけどなぁ。どの会場にも、別の会場のステージに誰が出ているかのモニタを用意してくれればだいたい解消されるんだけど、LANの開放の方が早いと思うけどな。

あと公式サイトのタイムテーブルね。最初発表された時はびっくりしたよ。各ステージが個別のテーブルになってて、SMILEならSMILE、SKYならSKYだけがスクロールできるっていう。フェスっていうものを理解してる人がコーディングしたとは思えないよね。あの形式にしてメリットを感じられるのは……誰だ? 一人も思い浮かばない。だってそのステージに貼り付くことに決めてる人が居たとして、その人は移動しないんだからタイムテーブルなんて関係ない。このステージが誰の瞬間、他のステージで誰がやってるかをずらさずに見えるから意味があるし、その時間軸がフェスなんじゃないか、っていう。ま、すぐ修正されたんですけども。

タイムテーブルに関しては@doralmeさんの上梓されたタイムテーブルが最高に使いやすかった。
https://d466f9b0147d78ffaf6eb0e26696e4492a34793a.googledrive.com/host/0B_aNHPB-NpAGQjFjZ0NnNURjcFE/index.html
観るステージ枠を選ぶと色が変わって明示され、同時刻の枠が灰色になる。オフィシャルサイトからデータを自動取得して公式が更新されるたびにpdfやxlsxをダウンロードし直す必要がない。ブラウザを閉じたり通信が途切れて表示不可になっても、再度アクセスするとそこまで入力した情報が残っていて復活する。この3点から考えても最強に強まり切っていると感じました。doralmeさんには来年も同じ技術を提供してほしいと期待してしまうけど、この技術はむしろTIF公式が来年以降、doralmeさんに金を支払って公式採用すべきだと思う。もっというとすべての音楽フェスイベントが採用しても申し分ないと思いました。本当に素晴らしい。doralmeさん有難うございました。できればアーティスト軸の出演枠一覧も別ページしてもらえれば完璧に完璧です(図々しいですねスミマセン)。

TIFに参加して毎回思うのは、TIFではない日本のフェスってなんであんなに仮設トイレが必要なんだろう、ってこと。俺2日合計で10回くらいトイレ行きましたが、湾岸スタジオ1F入口と屋上のトイレに毎回ほぼ並ばず、並んでも1分程度で用を足して離脱できてるんですよね。みんなどこで用を足してるんだろうと不思議に思うくらいにトイレに人数がいない。TIFとロックフェスとの違いってビールの有無と女性率ぐらいだけどこんなに影響するもんなんですかね。しかも個室も含め派手に汚れてることがなくて本当に清潔な、外国に向けても自慢できるフェスだと思います。

モッシュ、ダイブ、リフト、そのほかの件についてはフェスの華だしあんまり禁止禁止でガチガチにするのもなぁというスタンスの僕ですが、飛んできたペンライトが当たったら頭にくるし、ペットボトルの水ならまだしもコーラかけられたら頭にくるし、知らない人の拳やカカトが頭に当たったら頭にくるので、イチゼロで判断するなら全部禁止になっても仕方がないかなと思います。特にSMILE GARDENは無料エリアだし、来年以降、アイドルファンみたいな軟弱な野郎どもに乱暴をはたらいてただただ暴れたいだけの若者の格好の的になると思うので禁止もやむなしじゃないかなぁ。SMILE GARDENは単なる公園ですから飲酒も制限できないでしょ。あ、逆に、2日目の日没頃から、有料エリアの領域を一気に広げて、リストバンド無しの人は入れないようにすればだいぶ制限できるような気もします(みんなクタクタだから)。

そんな感じのTIF2014でした。最高に楽しかった。来年も楽しみにしています。TIFどうもありがとう! 俺の夏をありがとう。