傀儡音楽

かいらいおんがく

℃-ute Cutie Circuit 2007 〜桜チラリ〜に行ってきた。

シングル「桜チラリ」は1枚しか買ってないのですが当選したんです。ラッキーだなと思います我ながら。勝因は……こんなこと言うとファンの人に叱られるかもしれませんが、応募時のアンケートで推しメンをあんまり人気のないメンバーにしたからじゃないか、って思ってるんです。だってホラ、会場をほとんど愛理ファンに埋め尽くされてしまうより、バランスが取れてた方がイベントが盛り上がりそうでしょう?
日本青年館は久しぶりでした。思ったよりも小さいんですね。1階席のO列(15列目)だったんですが、表情までハッキリ見えました。ホントは2階席の後ろの方だったんですが、隣の席の女性ウケをあまり考慮に入れていないタイプの服装の人が「友人が1階席なんですけど席、交換してくれないですか?」と尋ねてきたので交換しました。彼らはどうして並んで観たいのでしょうか。並んで同じ動きでアピールしたいのでしょうか。ちょっと理解に苦しみました。
セットリストは以下のような感じ

  1. キューティーガールズによる「キューティー小学生コント」)
  2. 桜チラリ
  3. (MC)
  4. JUMP
  5. YES! しあわせ
  6. (MC)
  7. (観客参加企画「クイズ・代わりに答えて」)
  8. わっきゃない(Z)
  9. (MC→締め挨拶)
  10. 握手会

冒頭のコントは……まあなんといいますか、いつもの通りってことですよね。皆さん「芸能人」「タレント」としてステージの上で何かを表現している……という感じではなかったです。こっちも、やっぱりこう、発表会を観に保育園まで足を運んだ好々爺になった気分でした。鈴木愛理さんと岡井千聖さんがこの春小学校を卒業したということで、今後のキューティーガールズ萩原舞さん一人になって存続できるのか、キューティー小学生コントはどうすべきなのか、侃々諤々の議論を交わしていらっしゃいました。
「クイズ・代わりに答えて」は、小学生チームと中学生チームに3人ずつ分かれ、中島早貴さんが司会を担当し、くじで引いた座席の観客をステージに呼びつけて、代わりにクイズに答えてもらうという企画でした。「℃-ute名義でリリースされている曲は現在何曲あるでしょう?」というクイズに対しては、「アルバム9曲+シングル2曲の11曲以外に存在するのか!?」と一瞬ドキドキしてしまいましたがやっぱり11曲でした。「わたし中島早貴は、今朝何時に起きたでしょう?」「うーん6時!」「惜しい!」「6時半!」「せいか〜い! すごーい!」のやりとりには悶絶しました。日本、平和過ぎます。
ライブはリップシンク無しの生歌だったようですが、ちゃんと歌えてるなぁと素直に感じました。点数甘いかしら? リーダーの声はドスが聞いてていい意味で安定感がありますね。ダンスの身体のキレで言えば、中島早貴さんが一番良かったように思います。楽しそうでしたし。「まっさらブルージーンズ」のサビはダンス付きで観るとやっぱり迫力がありますね。CDでは表現し切れないパワーがある。「わっきゃない(Z)」では、ガソリンスタジオで働く水木一郎の姿がどうしても脳裏によぎってしまいました。ゲゲゲのゲ。それはしげる
曲は5曲。「色っぽい じれったい」の時にモーニング娘。の握手会も当選して行って来たんですけど、その時はライブ無しでしたから、5曲も聴けてラッキーに感じました(まあモーニングの握手会は全国3会場同時開催ということでメンバーが3〜4名しか参加してなかったというのもあるでしょうけど)。それにしても℃-uteBerryzのメンバーはこういうファンと触れ合うイベントが多くて大変ですね。
そんな感じのイベントでした。景品目当て客に向けて同じCDを何枚も買わせようという商売は支持しませんが、こういうイベント開催でCDが売れて、ラッキーな客はライブでも見られる……というのは健全だな、という気がしました。