傀儡音楽

かいらいおんがく

ゴールデンアイドルポップス大賞2006

http://pls.blog.shinobi.jp/Entry/72/
今年も参加します、ゴールデンアイドルポップス大賞。俺としては2006年は「アイドルのCDはとにかく買う」と決めた年だったので、かなり満を持した状態での参加です。買いまくった結果、ホント、全然印象に残らない曲もたくさんありました。曲の作り手側も本気で作ってないし、アイドル側も本気で演りきれてない、みたいな感じの。ただ音楽CDの体裁で何かを発売したいだけだった、というなら本当にやめてほしいですね。特にインディーズでの発売は。アイドル歌謡曲を舐めるなと言ってやりたい。
とりあえず、結構気にいって何度も聞いたけども俺的な最終選考までには残らなかったのは以下のような曲(基本、五十音順)。


そして残念ながら最終10曲に入れられなかったのが以下の曲。断腸の思いです。

同じ人、同じユニットからは複数曲選ばないという厳しいルールを自分に課してみました。ハレンチ☆パンチAKB48上戸彩福田沙紀湧口愛美松原静香Sister QD.D.DC-ZONEPLIMEなどの楽曲も聴いたんですが今年に関してはあんまりピンと来ませんでした。すんません。


で、俺の選んだゴールデンアイドルポップス大賞2006投票曲は以下の10曲です。
マトリョーシカ(DVD付) ダカラ・・・・-with the lightsout mix-/斉藤未知
2ndシングル「マトリョーシカ」にカップリングとして収録されている、1stシングル「ダカラ・・・・」のリミックス。好きで好きで好きで好きで好きで、病気にかかったみたいに狂ったように聴きました。マイシャローナ全開のオリジナルバージョンも良いんですが、この曲のメロディはこのミックスが最適なんじゃないかしら。声量のあり過ぎないちょっと舌足らずな歌い方が素晴らしく楽曲の世界観を表現しています。この曲に出会った時から、ゴールデンアイドルポップス大賞2006に投票しようと決めてました。むちゃくちゃ良いです。
太陽~ティダ~ アテンションプリーズ!/スパークリング☆ポイント
アルバム『太陽〜ティダ〜』が圧倒的な名盤であるため、1曲に選ぶのは本当に苦渋の決断でしたが数々ある美メロナンバーを抑えてこの曲。メロディが楽しくて、途中の寸劇も微笑ましくて、メンバー紹介にもなってて、たいへん良くできてます。なんだか何度も聴いてしまいました。スパークリング☆ポイント未体験の人へ1曲目としてオススメしていいかどうかはかなり疑問ですけど、俺の2006年の何%かは確実にこの曲で構成されてました。沖縄行きたいなぁ。だーかーら、いるっちば!
エレクトロ・ワールド wonder2/Perfume
常に甲乙つけ難い名曲ばかりなので、1曲に選ぶのは本当に苦渋の決断でしたが、歌詞がとにかくハッピーで、それでいて何故か切ない染み込み方をしたということでこの曲。100%幸せで運命的だっていう曲なんですが、何なんですかね、この寂しさの魔法がかかっちゃったみたいな感じは。ホント、魔法みたいな曲です。
交差点days(初回限定盤)(DVD付) 交差点days/綾瀬はるか
出来としては断然ミスチルなんですけど、綾瀬はるかの持つ「幸せそうな状況でもどーにも影がある」世界観と素晴らしく調和した佳作に仕上がってます。何だろうこの「歌詞の内容にかかわらず特に前向きにならない気持ち」は。窓辺でオケなしで歌うPVも良かったです。わけのわからない他のアイドルでなく綾瀬はるかにこれを歌わせた人の勝利だと思います。
ユラユラ揺れる ユラユラ揺れる/BON-BON BLANCO
待望のシングルは期待を裏切らない逸品でした。PANINARO×大島の黄金コンビはやっぱりすごい。初挑戦のラップも決まってるし文句なしでしたね。踊り過ぎないPVも好きです。
NOW AND FOREVER(DVD付) SUMMERTIME/HINOIチーム
長州小力の呪縛から脱出した一発目「NOW AND FOREVER」のカップリング。いや、表題曲も好きなんですけどこの「DO THE 夏休み」って響きがたいそう気に入っちゃったんですよね。ユーロビートって好きだなぁ俺ってば。
東京タワー サンダルヌゲタ/日高ゆりあ
大げさなミックスに語りで始まる名曲(珍曲?)。それこそ声優さんの曲にありそうなドラマチックな内容の曲なんですが、かなり本気っぽい。この樫原伸彦って人はどういうつもりだったのでしょうか。お兄ちゃーん。お兄ちゃーん。裸足で頑張るとこ見せたいよ。
Paradise Again Virgin Lip/鈴木杏里
70年代アイドル歌謡的世界観全開の名曲。もちろん完成した曲を受けた上で意図的にそういう味付けにしてるんだろうとは思うけど、それにしてもすごい。タイムスリップ感がものすごい。衝撃的ってのはこういうのを言うんだろうと思います。同じシングルに収録されてる他の3曲が「これだったら今井美樹を聴きたい」って感じの仕上がりなので余計に。
Dolce(DVD付) 緑の季節/嘉陽愛子
こちらはまさに70年代アイドル歌謡のカバーなわけですが、アレンジは新しいもののやっぱりメロディは古き良き時代、って感じですね。山口いづみって俺の中では「熱中時代に出ていた女優さん」なわけなんですけども。アルバム『dolce』にこの曲を入れようと思った人は天才なんじゃないでしょうか。名曲です。
個人授業 個人授業/misono
これまた70年代アイドル歌謡フィンガー5ってもっとたくさんカバーされても良さそうな気がしますけどね。この良さはmisonoの声質によるものが大きいですね。生まれ持った素質がしれっと爆発しちゃった、という感じで。倖田來未と比較するのも阿呆な話かもしれませんが俺は断然misonoを選びます。姉妹どちらとも、ボーカリスト(CDの中の人)として以外の評価がありえないので。


という感じでした。来年もゴールデンアイドルポップス大賞、ぜひとも参加したいです。アイドル歌謡曲に栄光あれ!