傀儡音楽

かいらいおんがく

ミニモニ仲間はずれ

ミニモニのミカは、一人だけ格好が違っていた。っていうか外人(ハーフ)だ。身長も明らかに150cmを越えていた。明らかに仲間はずれな雰囲気だった。とても賢い戦略だ。
矢口、加護、辻の三人でグループを結成した時に、矢口はリーダーで年上だから別扱いとしたとして、加護と辻の二人を「双子みたいな爆弾コンビ」として売り出すなら加護の方が辻より人気なのだ、辻は不人気なのだ、ということはできる限りアピールしたくないだろう。できることならそこに注目させたくない。
だから明らかに見るからに仲間はずれの扱いとしてミカを入れたのだ。手品で言うところのミスディレクションであった。
「見るからに仲間はずれ」という扱いのためにミニモニに入れられたミカ。けなげにもいつもニコニコと笑っていたよ。ポジティブシンキングしていたんだろうなぁ。
ちなみにハロプロファンの間では加護よりもずっとずっと辻の方が人気がある。でもモーニング娘。のあの狂騒の時代の中心に居たのは、実は安倍でも後藤でもなくて加護だった。いい年したオッサンが合法的(?)にロリコンであることを主張できる免罪符が「加護チャン」であったのだ。